スコティッシュフォールドは成長すると、どれぐらいの大きさになる?
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スコティッシュフォールドは成長すると、どれぐらいの大きさになる?

耳が折れたまんまるシルエットのお顔に、クリクリのつぶらな瞳がなんともいえずかわいらしいスコティッシュフォールド。ずんぐり、がっしりした体型の猫なので、大きくなったらかなり大柄になるのでは? と気になっている人もいるかもしれませんね。スコティッシュフォールドの成長後の大きさについて紹介します。

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スコティッシュフォールドってどんな猫?

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スコティッシュフォールドとは、直訳すると「スコットランドの折れ耳」。その名の通り、スコットランドで見つかった1匹の「スージー」という名の折れ耳の猫をベースとして作り出された品種です。最大の特徴はペタンと前に折れた小ぶりの耳。この特徴はすべてのスコティッシュフォールドにみられるものではありませんが、親猫から仔猫に遺伝することがわかっています。まんまるなフェイスラインと目が可愛らしく、日本でも長年人気を集めています。

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通称「スコ座り」も、スコティッシュフォールドの特徴の一つです。「スコ座り」とは、まるで人間のように後ろ足を投げ出して座る、不思議な座り方のこと。これは、スコティッシュフォールドが遺伝的に骨格の形成に異常を持っていることが多いため、このような普通の猫とは違う座り方をするのではないかとも考えられています。

スコティッシュフォールドの成長後の大きさ

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個体差はありますが、成猫のスコティッシュフォールドの平均体重はオスで4.2kg、メスで3.2kgほど。大きいものでは6kgほどになる場合もあります。すべての猫の平均体重は3.6kg~4.5kg程度なので、特別大きすぎも小さすぎもしないといったところでしょうか。体長でいうと60cmくらいの大きさで、これもごく平均的な値です。ちなみに、基本的に折れ耳タイプと立ち耳タイプでサイズの違いはありません。

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ただし、スコティッシュフォールドは生まれつき筋肉質で、体重がそれほど重くなくてもカラダはガッシリしている傾向にあります。オス猫だけでなくメス猫でも、意外なほどに手足が太くしっかりしているので、驚く人もいるかもしれません。手足や首の長さは短めで、どちらかというと「ずんぐりむっくり」とした体格に見えますが、これもスコティッシュフォールドのチャームポイントの一つといえるでしょう。

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丸っこい顔や体型が愛らしいスコティッシュフォールドですが、成猫の大きさは普通の猫と大きな違いはありません。ただし、スコティッシュフォールドは体質的に運動不足になりがちで、肥満になりやすいとされています。体長や性別により適正体重は異なるので、定期検診などの際に、獣医師に適正体重を教えてもらいましょう。肥満の傾向がみられた場合は、運動量を増やしてあげるなどの対策をとることをおすすめします。

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