ハリネズミの名前決めにお困りの方へ! ハリネズミの名付けのヒント
小さくかわいらしい姿で、人を惹きつける不思議な魅力をもったハリネズミ。ペットとしての人気も高まり、飼う人も増えています。そんなハリネズミを飼う時の、名付けのヒントを紹介します。
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ハリネズミに名前を付けるとどうなるか
ハリネズミは「ネズミ」という名前が付いていますが、じつはモグラと近縁の小動物で、目があまりよくありません。視力がよくないだけでなく、色の判別も難しく、ほぼモノクロの世界を見ているといわれています。このように視覚が弱い分、それを補っているのが嗅覚と聴覚です。中でも嗅覚は五感のうちでもっとも優れていて、飼い主のことも、まずはニオイで判断します。ですから、飼い始めの時期は早く慣れさせるために、飼い主のニオイのついた洋服のハギレやタオルなどをケージに入れておくとよいといわれています。
聴覚も、嗅覚に次いで優れており、野生では周囲の物音を聞き分けて、危険を察知しています。ペットとして飼われているハリネズミも、音を聞き分けることに長けており、飼い主の声を認識することが可能です。名前を付けて、おやつをあげる時などに呼び続けていると、その音を聞き分けて、「この音が聞こえると何かいいことがある」と認識し、名前を呼べば寄ってくるようになるでしょう。
また、ハリネズミがこちらに気づいていない時にも、先に声を掛けてから近寄ることで、ハリネズミをむやみに驚かせずに済みます。
ハリネズミ、どんな名前が多いの?
ハリネズミオーナーの皆さんは、どんな名前を付けているのでしょう? SNSなどを参考に、いくつか例を挙げてみました。
ハリネズミの名前の例
○ハリー
○ハリオ
○うに
○うにまる
○いがまる
○ぐり
○茶茶丸
○たわし
○ナツメ
○大福
○おはぎ など
“ハリネズミ”の名前の由来
上述の例からもうかがえるように、ハリネズミの名前は、音の響きや見た目の特徴などに由来して付けられることが多いようです。
「ハリ」という音にちなんだ名前
ハリネズミの名にある「ハリ」という独特の音から名前を付ける人が多くみられます。例に挙げた「ハリー」や「ハリオ」、また、人気映画の主人公にちなみ、「ポッター」と付ける人もいます。
「針」にちなんだ名前
針を様々な言語で言い換えて名前のヒントにする人も。針は英語で「ニードル」、ドイツ語では「ナーデル」、イタリア語では「アーゴ」といいます。それをそのまま名前として付けても素敵ですね。
そのほか、針がたくさんあるという共通点から「ウニ」や、栗のいがを連想させることから「くり」や「ぐり」にちなんだ名前を付けるケースも多々あります。
丸くて小さな見た目にちなんだ名前
小さくて丸いカラダが「大福」や「まんじゅう」「おはぎ」に似ていることから、それにちなんだ名前を付けている飼い主もいるようです。
カラダの色にちなんだ名前
日本で飼育できるヨツユビハリネズミという種類は、比較的白っぽい毛色をしていることが多いので、「ハク」や「シロ」という名前を付けてかわいがる飼い主も。「チョコ」や「マロン」などは、茶色っぽい毛色の場合に多いようです。
かわいいペットのために素敵な名前を考えて、たくさん呼んであげてくださいね。