意外と珍しい? 白い毛色のポメラニアンの特徴について
ポメラニアンの毛色といえば、まずオレンジ色を思い浮かべる人が多いでしょうが、白い毛色のポメラニアンもいるって知っていましたか? ここでは、ホワイトポメラニアンの特徴、毛を美しく保つためのお手入れのコツなどについて紹介します。
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ポメラニアンの毛色について
ポメラニアンといえばオレンジ色のイメージが強い犬種ですが、じつはジャパンケンネルクラブで公式に認められているだけでも13種類もの毛色のバリエーションがあります。中でも白は希少なカラーなので、日常で目にする機会はあまり多くないかもしれません。
ホワイトポメラニアンの特徴・性格について
ポメラニアンの先祖は、サモエドというスピッツ系の白い犬です。そのため、ポメラニアンが誕生した当初は白しか存在しておらず、その後長い時間をかけて改良が進められた結果、白以外のバリエーションが増えていったといわれています。
ホワイトポメラニアンの白い被毛は、仔犬から成犬に成長する過程でクリーム色に変色してしまうことがあります。したがって、完全に真っ白なポメラニアンを飼いたいと思うのであれば、仔犬ではなく成犬から飼い始めるのが確実です。
白い被毛は汚れが目立ちやすいため、ブラッシングや入浴などのケアをこまめに行う必要があります。また、ホワイトに限らず、ポメラニアンは加齢による白内障を発症しやすいといわれています。目に異常がないか、日常生活の中でも気にかけてあげるとよいでしょう。
ホワイトポメラニアンの性格は、ほかの毛色のポメラニアンと大きな違いはありません。飼い主に対して強い愛情を示し、よくなつき、フレンドリーな性格をしているため、小さな子どもがいる家庭からお年寄りまで、幅広い年代の人にとって飼いやすい犬種です。小さな体格に似合わず外敵に対しては果敢に吠えかかる面も持っているので、番犬としても活躍してくれます。
ホワイトポメラニアンのお手入れ
ホワイトポメラニアンの真っ白な毛並みを美しく保つため、ブラッシングは毎日欠かさず行ってあげましょう。長い毛を逆立てるようにして、逆向きにしっかりとブラシをかけて抜け毛を取り除いた後、毛並みを整えるように毛の流れに沿って仕上げのブラッシングをします。ポメラニアンはお尻や胸元、耳の後ろなどの毛は絡まりやすいので、とくに念入りにブラッシングしてください。また、目の周りに目やにがたまりやすいので、やわらかい布などで優しく拭きとってあげましょう。
白いポメラニアンは、様々なカラーのポメラニアンの元祖となる犬です。一時期、数が減って珍しくなってしまいましたが、最近人気が再燃しつつあります。真っ白でフワフワな姿は、わたあめみたいで癒されること間違いなしですね。
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