DIYでドッグラン! 意外と手軽なドッグランの作り方を紹介
愛犬が運動不足気味で肥満が心配な時、なかなか散歩の時間が取れずストレスが溜まっている時など、自宅の庭にドッグランがあるととても便利です。ドッグラン作りを専門業者に依頼すると高額な費用がかかりますが、じつは手作りなら簡単に安くできるって知っていましたか? 今回は、ドッグランの作り方について紹介します。
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ドッグランとは
ドッグランとは、犬を自由に遊ばせるためのスペースのことです。一般的には、平坦なスペースを犬が飛び越えられない高さのフェンスで囲んだだけのシンプルな構造をしています。ドッグランの専用施設や大型の公園のほか、レジャー施設や高速道路のパーキングエリアなどにもよく設置されています。
自宅の庭などにドッグランを作るには、専門業者に依頼する方法もありますが、費用が30万円~100万円程度かかってしまうのが難点です。自分で手作りした場合、簡易的なものだと1万円未満、かなりしっかりした作りのものでも30万円程度で用意できます。
ドッグランに決まった形というのはありません。庭を四角くフェンスで囲うだけでも簡易的なドッグランになります。しかし、安全性を高めるためには、そこで遊ばせる犬の体格や性格を考慮に入れる必要があります。中型犬~大型犬など体格の大きい犬や、やんちゃな犬は、柵を破壊したり、柵の下の地面に穴を掘って脱走を図る可能性がありますので、より安全性を重視した設計が必要になるでしょう。
ドッグランのための基本的なパーツは、DIYでおなじみのホームセンターで揃えることができます。お店のスタッフに相談しながら資材や道具を選ぶことができるので、DIY初心者の方でも安心して挑戦できます。
こまごました資材の調達には、100円ショップの利用がおすすめです。柵として利用できるワイヤーネットも、様々なサイズのものが安く販売されています。装飾用の雑貨も販売されているので、おしゃれなドッグランを目指してみるのもいいかもしれません。
手作りドッグランのために準備するもの
Michal Bellan/Shutterstock.com
柵
囲いとなる柵はもっとも重要なパーツです。種類により強度がかなり異なるので、目標とする強度に合わせて選んでください。強度の弱い順に、ワイヤーネット、園芸用のラティス、木材を組み合わせて自作、防獣柵(アニマルフェンス)などがあります。柵の下部を地面に埋め込むと、より強度が上がります。
杭
強度のある柵を使用していても、犬が興奮して飛びついたりすると、曲がったり倒れたりすることがあります。どのような素材の柵を使うにしても、全体を支えるための太い杭を、何本か地面に打ち込んでおくことをお勧めします。
防腐剤、防水材
柵が降雨によって錆びたり、腐敗したりしないよう処置を施す必要があります。柵の素材に合わせて適切なものを選びましょう。
床材
ドッグランの地面の素材も重要なポイントのひとつです。犬にとってもっとも快適な床材は芝生ですが、メンテナンスが大変で費用もかさむため人工芝でもOKです。砂利やコンクリート、土でもよいのですが、冬季は足が冷えるので犬が嫌がるかもしれません。
ホームセンターや100円ショップで材料を購入でき、意外と手軽に作り始めることができるドッグラン。愛犬の安全を十分に考慮しながら、オリジナルのドッグラン作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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