雨の日もへっちゃら。犬のレインコート、その作り方を紹介します!
雨の日続きでお散歩が憂鬱…という時、愛犬用のレインコートがあると便利です。購入すると結構高くつくレインコートも、お手頃価格で、しかも簡単に手作りすることができます。ここでは、超簡単レインコートの作り方について、注意点なども踏まえながら紹介します。
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レインコートの作り方
用意するもの
○人間用のレインコート(上下セパレートタイプ、大人用)
○はさみ
○ガムテープ
用意するレインコートは、100円ショップで売っているもので十分です。また、両手と両足の袖口やウエスト部分にゴムが入り、キュッとすぼまっているタイプのものを選んでください。
作り方(小型犬用)
袖口、裾のゴムの部分を起点として、犬の体長に合わせて両腕、両足をカットします。切り取った筒状の生地に、前足と後ろ足を入れるための穴、しっぽを出すための穴を計5つ開けます。ゴムの部分が犬の首に来るように、サイズを調整しながら穴を開けてください。両腕と両足で作れるので、1着の上下セットのレインコートから計4着の犬用レインコートが作れます。
作り方(中型~大型犬用)
上下セットのレインコートのズボンのみを使用します。ズボンの片足を股の部分で切り取ります。残ったもう片方の足も、股の部分からまっすぐに切り開きます。ズボンのウエストが犬の首周りに来るようにしてマントのように着せ、しっぽを出すための穴を開けます。首~胸周りに生地が余ってたるんでいる場合は、微調整しながら切り取って形を整えます。
レインコートを作る際の注意点
犬のレインコートは、小さすぎても窮屈ですが、大きすぎても雨が入り込んでカラダが濡れてしまいます。レインコートを作る時は、できれば何度か試着させながらサイズを微調整してあげると、よりカラダにフィットするものが出来上がります。
犬が前後の足を出すための穴やしっぽを出すための穴は、犬の動きによってすぐにダメージを受けてしまいます。穴が広がらないように、あらかじめガムテープで補強しておくと良いでしょう。使用するガムテープは水に強いものを選びましょう。
また、ゴムが入った部分が犬の首の部分に来るため、ゴムがきつすぎる場合は首が絞まって息苦しく感じてしまいます。使用前にお家で試着して、首周りに若干の余裕があることを確認してあげてください。反対に、首周りのゴムがゆるすぎる場合は、ゴムが入っている部分の生地を少し切ってゴムを引っ張り出し、結び目を作るなどしてきつさを調節してください。
数十円~100円程度で作れる超お手軽なレインコートなので、数千円もするような既製品のレインコートほどの品質は期待できませんが、とても安上がりなので使い捨て感覚で使うとよいでしょう。
雨の日だからといって、元気がありあまった犬を家の中に閉じ込めておくのはかわいそうなものです。とくに仔犬や大型犬などは、散歩に行かないとエネルギーを発散できず、ストレスで体調を崩してしまうこともあります。犬の健康のためにも、ピッタリのレインコートを作って楽しく散歩に出かけましょう。
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