譲渡会に行こう。猫を譲渡会で引き取るには
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譲渡会に行こう。猫を譲渡会で引き取るには

猫を新しい家族として迎えたいと考えている人に、ひとつの選択肢としてぜひ紹介したいのが、事情があって保護された猫の譲渡会です。

  • サムネイル: PECO編集部
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譲渡会とは?

全国の動物愛護団体では、保護された野良猫、元の飼い主がお世話を続けられなくなった猫、保健所で殺処分されてしまう予定の猫などを保護して、新しい里親へ譲り渡す活動を行っています。
譲渡会というのは、動物愛護団体や自治体の主催で猫と里親をマッチングするイベントのこと。たくさんの人に困っている猫がいることを知ってもらうために、駅前など人通りの多い場所で開催されることも多いです。

譲渡会のいいところ
●困っている猫を助けられる
●トライアル期間があることが多い
●しつけの済んだ猫を迎えられることも

譲渡会で猫を引き取る時は、1週間程度のトライアル期間が設けられていることが一般的です。また、トイレトレーニングなどのしつけが済んでいる猫に出会える可能性が高いのも、初めて猫を迎える人には心強いかもしれません。何より困っている猫を助けられるということに、意義を感じる人も多いでしょう。

知っておきたいこと
一方で、譲渡会で里親を募集している猫は種類がはっきりしない、つまり雑種が多いということ、また里親を探している猫の中には、仔猫だけでなく大人の猫や老猫も多いということは、譲渡会に参加する前に心得ておきたい点です。
もしも仔猫から育てたいという希望があったり、飼いたい種類の猫が決まっているなら、譲渡会で必ず出会えるとは限りません。また、保護猫を引き取る際は、手数料や健診代として2~4万円程度の費用がかかることが多いようです(費用は動物愛護団体により異なります)。

譲渡会で猫を引き取る上での確認事項

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猫を譲る側からの確認・審査
譲渡会で里親を募集している猫は、飼い主との別れなどつらい経験をしていることが少なくありません。だからこそ、猫を引き取るに際は最後までその猫を幸せしてあげる覚悟があるか、飼育環境が整っているかの審査があります。

具体的には、高齢者、1人暮らしの人などは、病気などもしものときに飼い続けられなくなるおそれがあるため、里親になれないことがあります。

また、次のような確認があるでしょう。
「猫の平均寿命は16年。最後まで飼うことができますか?」
「家族全員が猫を迎えることに賛成していますか? アレルギーはないですか」
「ワクチンや去勢・避妊手術、必要に応じて病気治療を受けさせると約束できますか?」
これらの条件をクリアし、正式に里親になることが決まれば、動物保護団体と契約書を交わすことになります。

トライアル期間に、引き取る側も最終確認
正式に猫を引き取る前には、最終確認として1週間程度のトライアル期間が設けられている場合が多いようです。とくに初めて猫を飼う人は、トライアル期間を利用することをおすすめします。中には、どうしても過去のつらい経験から、人への警戒を解くことができない猫もいます。トライアル期間中に、このまま飼育し続けることが難しいと感じた時は、無理をしない方が猫にとっても幸せかもしれません。

ただし、トライアル期間中に猫がなつかなくても、それは仕方のないこと。猫が新しい環境に慣れるには、もっと時間が必要です。トライアル期間はこれから猫とよい関係を築いていけそうか、その可能性を測る時間だと思ってください。

各地の譲渡会情報

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最後に、各地で譲渡会を行っている動物愛護団体をいくつか紹介します。

【東京】

【千葉】

【神戸】

【札幌】

また、「東京都動物愛護相談センター」「埼玉県動物指導センター」など名称が異なりますが、各自治体でも猫の譲渡を行っていたり、譲渡会の案内をしています。ぜひ参考にしてみてください。

譲渡会で猫を引き取る際の条件は、少し厳しく感じるかもしれませんが、じつはどんな方法で猫を迎える際にも大切なことばかりです。困っている猫を助けることにつながる譲渡会。興味のある方はぜひ足を運んでみませんか。

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