愛犬の【夜のお散歩】で注意したいこと4選!安全で楽しい時間を過ごそう
仕事や学校の関係上、「愛犬のお散歩がどうしても夜になる」という飼い主さんも多いのではないでしょうか?猛暑日が多い昨今の夏、涼しくなる夜にお散歩をする飼い主さんも増えています。そんな夜のお散歩では、注意しておきたいことがいくつかあります。愛犬の健康のためにも、注意するべきポイントを確認し、安全な夜のお散歩を楽しみましょう
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夜のお散歩、犬は満足してる?もしかしたら「ストレス」かもしれないこと4つ
「本当は、明るいうちにお散歩したがっているのでは」と、不安に感じている飼い主さんもいるかもしれません。
確かに夜のお散歩は、明るい時間帯では気が付かない危険がたくさん。
その危険を回避するべく、”夜のお散歩だからこそ感じるかもしれないストレス”について知っておきましょう。
ここからは、夜のお散歩のポイント、犬のストレスになりかねない状況についてご紹介します。
暗い道で犬の存在に気づかない歩行者への、とっさの対応
夜にお散歩する場合、低い目線に位置する「犬の存在」に気づかない人が多くなります。
例えば、一時停止せずに曲がってくる自転車や、街灯が少ない場所ですれ違う歩行者などです。
こうした相手に気がついてもらえないとなると、犬がとっさに避けるしかありません。
自分に気がついていない人たちに気をつかいながらお散歩していることに、ストレスを抱えてしまう愛犬もいることでしょう。
そのため、夜のお散歩中は、飼い主さんが昼間よりも愛犬に気を配って、かばってあげる必要があります。
リードをひと巻き短くしたり、人と自転車の衝突事故が多いとされる交差点などでは特に注意してあげてください。
音に敏感になりやすい夜。怖がりさんはとくに気を配って
夜は視界が悪くなるため、ちょっとした音でも恐怖に感じてしまう犬が多くなります。
人間には聞きなれた音だとしても、犬にとってはびっくりする場合も。
夜のお散歩に慣れていない子や、子犬にとってはなおさらです。
風が吹いている日の夜のお散歩で、落ち葉の音が”ガサガサ!”と聞こえるだけで、怖がってしまう犬もいます。
明るい時より、余計に周囲に警戒しながらのお散歩になってしまうことを考慮し、比較的静かなお散歩コースにするなど配慮しましょう。
水たまりに注意!暗い夜では、ただの雨水かどうか確認できない
道中にある「水たまり」を気にする犬も多いのではないでしょうか。
飲んでしまったり、わざと水たまりに入って遊ぶ犬もいるかもしれません。
しかしその水たまり、”ただの雨水”とは限らないのです。
車のオイルが混ざっているおそれもありますし、積雪地では、摂取量を間違えれば死に至ることもある「不凍液」が混入していることも。
さらに、虫や野生動物の死骸が浮いているかもしれません。
夜のお散歩の場合は、水たまりがどのような状態なのか、飼い主さんですら確認することが難しくなります。
そのため、飼い主さんは、犬が水たまりに近づかないように注意してお散歩をしましょう。
冬の夜のお散歩はさらに危険が増します!
仕事や学校の関係で、気温などに関係なく夜にお散歩せざるを得ない飼い主さんも多いでしょう。
冬の夜のお散歩には、とくに注意が必要です。
気温が下がる夜の場合、路面が凍結しているおそれがあります。
飼い主さんも滑って転んでしまう危険がありますが、犬にとっても歩きにくい道であり、ストレスが増えてしまうかもしれません。
さらに、凍結している場所はとても冷たいので、肉球を痛めてしまうおそれも。犬用の靴や防寒具などのアイテムで対応するようにしましょう。
事故を防いで楽しい夜のお散歩を♪飼い主さんに注意してほしいこと&対策4つ
愛犬のためにも、さらには飼い主さん自身のためにも、夜のお散歩はしっかりと対策をしてから出かけましょう。
ここからは、夜のお散歩時に対策したいポイントをご紹介していきます
目立つ格好をしよう!
他の歩行者や、自転車、自動車にも、犬のお散歩をしていることをすぐに気がついてもらえるようにすることは大切。
飼い主さんも愛犬も、目立つ色の服を着ておくと安心です。
飼い主さんは、ビビッドカラーのランニングウェアを着用する、後ろに反射材が付いている服を選ぶなどの対策をしましょう。
愛犬には、夜のお散歩の時だけでもカラフルで目立つ洋服を着せたり、首輪に反射板をつけるなどの対応を。
蛍光カラーのリードを使用するのもおすすめです。
黒や紺など暗い色のウェアを着てしまうと、歩行者や自転車に乗っている人、車を運転している人にも気がついてもらえず、とても危険です。夜のお散歩の時は、暗い色を着用するのは避けましょう。
夜のお散歩のために、愛犬もしつけましょう
明るい時間帯のお散歩とは違い、夜のお散歩の場合は気を付けなければいけないポイントが多くなります。
そのため、愛犬のしつけをきちんとしておくことも大切です。
人や他の犬が大好きなワンちゃんの場合、すれ違う度に嬉しくなり、寄っていってしまうこともあるでしょう。
しかし、これを夜のお散歩時にしてしまうと、視界が悪いため相手を余計に驚かせてしまい、迷惑をかけてしまうかもしれません。
人や他の犬に勢いよく近づかないようにする、無駄吠えしないようにしつけをしておくということは大切です。
また、人や犬が近くにいると感じた場合、飼い主さんがしっかりとリードを握って、近づかないように先手をうちましょう。
また、先にもご紹介しましたが、水たまりは犬にとって危険なものです。
水たまりの水を飲まないよう、拾い食いをしないようしつけることも必要でしょう。
慣れているなら「靴」を検討して
夜のお散歩に、犬用の靴を活用するのもおすすめです。
暗い道を歩くため、道に危険なものが落ちていたとしても、飼い主さんも犬も気がつかないことが多くなります。
ガラスやプラスチックの破片が落ちていることに気が付かずに、愛犬が踏んでしまうおそれも。
さらに夏の場合、暗くなったとしても、時間によってはまだアスファルトが熱い状態かもしれません。
熱い道を歩いてしまうと、肉球を痛める原因になります。
愛犬のケガを防ぐために、犬用の靴を履かせてみましょう。
もちろん嫌がる可能性もあるため、少しずつ慣らしてみてください。
飼い主さんの安全にも注意しながらお散歩しよう!
女性1人で夜に愛犬のお散歩をする人も多いでしょう。
この場合、暗い道の多いコースは絶対にやめましょう。
車や自転車との交通事故はもちろん、変質者や危険人物に出くわしてしまう可能性もあり、飼い主さんも愛犬もとても危険です。
街灯が多い道、人通りがある道を選ぶように心がけてください。
また、懐中電灯や防犯ブザーなどを持ってお散歩するのもおすすめです。
まとめ
夜のお散歩時に注意したいことをご紹介してきました。
愛犬にも飼い主さんにとっても、夜のお散歩は危険が伴います。
そのため、明るい時間帯にお散歩するよりも、より気を配るようにしましょう。
暗い道の場合、愛犬にとって危険である水たまりやガラスの破片などにも気づきにくくなります。
ぜひ懐中電灯などを持ってお散歩してください。
もちろん、飼い主さんが派手めな色のウェアを着て、他の人達に自分たちの存在を伝えることもお忘れなく。
ご紹介してきたポイントをふまえて、安全な夜のお散歩を楽しんでください。
コンテンツ提供元:愛犬と行きたい上質なおでかけを紹介するWEBマガジン Pally