はじめてでも大丈夫!犬と旅行に行くときの注意点と準備しておきたい持ち物リスト
愛犬と一緒に旅行へ行くなら、しっかりした準備は大前提です。準備を怠ると、旅先で予期せぬトラブルを起こして、せっかくの旅が台無しになることも。ここでは、はじめて犬と旅行に出かけるときに必要な持ち物、しておくべき準備についてまとめます。
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持ち物の準備が十分でないとこんなトラブルがあるかも?
海外・国内を問わず、愛犬と旅行へ出かけるには準備が必要です。
たとえば、ペット可のお店や宿泊施設でも、鑑札や狂犬病予防注射済票がないと入れないことがあります。
また、マナーグッズを忘れて周りに不快な思いをさせるなど、準備不足がトラブルを招くかもしれません。
さらに旅行先で体調を崩すといった愛犬の健康についても配慮する必要がありますが、これらのほとんどは事前にきちんと用意をすることで対応可能です。
必ず準備したい持ち物リスト
まずは、愛犬との旅へ絶対に持っていきたいマストアイテムをまとめました。
旅行前にはチェックリストにして、バッグへ入れたかどうか確認することをおすすめします。
食べ慣れたフードやおやつ
旅先はいつもと環境が異なり、犬もストレスを感じやすくなります。
できる限りストレスを軽減するためにも、食べ慣れたフードやおやつを用意しましょう。
基本的には手作り食ではなく、日持ちしやすいドライフードや、食べやすいパウチタイプを選びます。
ドライフードは1食分ずつ、密閉できるジップロックに入れて持っておくと便利です。
リード、首輪または胴輪
帰省や観光地などへのお泊まりの際でも、愛犬のお散歩は欠かせません。
リードや首輪、胴輪などがあれば、旅先でも愛犬と楽しい時間を過ごせます。
迷子になってしまう可能性も考えて、首輪などには名前や連絡先を書いておきましょう。
特に旅行の目的が海水浴や川遊び・キャンプなどの場合、愛犬と一度はぐれてしまうと見つけるのは困難です。
しっかりと首輪や胴輪をつけ、リードを手放さないように気をつけましょう。
水
旅先ではもちろん、車や電車での移動中も水分補給は欠かせません。
特にキャリーバッグや車のケージの中は気温が高くなるため、涼しい時期の旅でも熱中症に注意し、こまめにお水をあげるように心がけてください。
証明書
混合ワクチン接種証明書や狂犬病予防注射済票、鑑札といった証明書は、ホテルや旅館などの宿泊施設、ドッグランなどで求められることが多くあります。狂犬病予防注射済票と鑑札は首輪につけられますが、つけていない場合は、混合ワクチン接種証明書などと一緒に小さなケースなどにまとめて入れておくと、必要なときにサッと取り出せます。
トイレシート・マナーポーチ・ウェットティッシュ(トイレに流せるものだとさらに便利)
トイレシートはもちろんですが、シートの下に敷くものがあれば安心です。
100均などで売っているレジャーシートは水気も通さないので、ホテルやお店の床を汚すこともないでしょう。
使い終わったら捨てて帰れる手軽なものが便利ですね。
排泄物を入れるマナーポーチは、消臭性の高いものがおすすめ。
ウェットティッシュは外で遊んだ後に車に乗せる時や、カフェなどのお店に入る際にサッと足を拭いたりと登場シーンが多いアイテム。
万が一粗相した場合も考えて、トイレへ流せるタイプのウェットティッシュを準備しておくと、より安心できるでしょう。
持っていくと便利なもの
上記でお伝えしたマストアイテムに加えて、キャリーやカート、マナーパンツ、粘着ローラーなどはあると重宝します。
旅先によっては必須ではないものの、余裕があれば荷物に含めると、いざという時に慌てず安心です。
キャリー・カート・ベッド
歴史的な観光地や博物館など、場所によっては、愛犬をキャリーバッグなどに入れる必要があります。
ただしバッグは愛犬の体重によっては飼い主への負担が大きいので、その場合はカートの利用がおすすめです。
キャリーバッグは手提げやスリングのほか、背中に背負うリュックタイプもあるので、用途に合わせて選びましょう。
施設によっては、「愛犬の頭が出てしまうスリングはNG」などのルールもあるので、お出かけ先に確認をしてから用意すると良いかもしれません。
カートも、使わないときはコンパクトに折り畳めるタイプが、旅先では便利でオススメです。
マナーパンツ・マナーベルト・洋服
慣れない環境だと粗相してしまう恐れがあるので、マナーパンツ、マナーベルトがあれば安心です。
マナーパンツは女の子犬の生理対策としても使えます。
また、洋服はカフェや宿泊施設などで抜け毛が散らばることを防いでくれます。
デザインも豊富で機能面も優れた洋服がたくさん売られているので、お出かけ先に合わせて選ぶのも楽しいですね。
お手入れ用品
粘着ローラーやブラシ、消臭スプレーなども用意しておくと便利です。
一つのポーチにまとめておけば、使いたいシーンでサッと取り出すことができます。
ケージまたはサークル
ケージやサークルが必須の施設もあるので注意が必要です。
愛犬と行く施設が決まっているなら、あらかじめ事前に確認しておきましょう。
旅先には、持ち運びが便利なソフトタイプのものがベストです。
ステイマット
ドッグカフェなどでイスに座らせるときに使います。お店によっては必須となるケースもあります。
デザインや素材も豊富なので、使うシーンに合わせて選びましょう。
家で使い慣れている清潔なバスタオルなどでも代用できます。
ペットと旅行に行く前の準備
トイレのしつけができていない場合、まだ旅行へ一緒に行くのは控えましょう。
また、ケージやキャリーバッグに慣れていないと、愛犬がストレスを感じることもあるので、旅行へ出かける前に慣らしておきましょう。
ノミやダニ対策ができていない場合、旅先で愛犬が被害に遭う可能性もあります。動物病院ではノミ・ダニ対策の薬も処方してもらえるので、獣医さんに相談しましょう。
ペットOKの施設でもマナーや気遣いが大切
ペットと一緒に入れる施設でも、犬が苦手な人や犬アレルギーの人もいます。
自分にとっては可愛い愛犬でも、すべての人が同じ考えではありません。周りの人に不快な思いをさせないよう、配慮するのも飼い主の役目です。
まとめ
はじめて愛犬と旅行をする際には、いろいろな心配事もあると思います。
しかし、必要なグッズをしっかりと用意することで、大きなトラブルは防ぐことができるはずです。
それに加え、しつけができているか、ケージに慣れているかといったポイントも大切。
愛犬との旅行を計画している方は、しっかり準備を整えて、楽しい思い出を作りましょう。
コンテンツ提供元:愛犬と行きたい上質なおでかけを紹介するWEBマガジン Pally