「動物の瞳」に自動でピントを合わせてくれるカメラ!? PECO編集部が体験イベントに潜入!
ペットの撮影時って、シャッターを切る瞬間にペットが動いてしまったり、ペットの鼻の方に焦点が当たり表情がぼけて見えてしまったりしませんか?今回、動物の瞳を自動で検出してフォーカスが働くカメラがあると聞いて、体験イベントに潜入してきました!
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ペットを撮影するときに、なぜ「瞳」が重要なの?
人物を撮るときも、ペットを撮るときも、瞳にピントが合っていないと写真がなんだかボヤッとしてしまいます。人間は顔の表情で相手に感情を伝えることができますが、ペット達は嬉しい、楽しい、悲しいなどの感情を「瞳」で伝えると言われているため、ペット写真で「瞳にピント」は特に大切な要素です。けれど、動きが早く予想できない動きをするペットを相手に手動で合わせるのはとても難しいこと。
そんなペットの「瞳」に自動でフォーカスを合わせてくれる機能*がついた、夢のようなカメラがソニーさんより発売されているのだとか。でもこういう機能ってカメラメーカーさんやプロのカメラマンから聞くだけでは、本当に自分でも使いこなせるのか不安ですよね。
それなら実際にワンちゃんを飼っている方々に体験してもらおう!と言うことで開催された「プロが教える!ソニーのミラーレス一眼 αシリーズを使って、愛犬を素敵に撮ろう!」イベントにPECO編集部が潜入し、実際に体験もしてみました!
また今回のイベント記事内容を見て、かわいいペットの写真を改めて撮りたいと思った方には、PECOも審査委員として参加しているソニー オープンフォトコン「 犬・猫フォトコンテスト」が8月18日(日)まで開催中!
50,000円相当の賞品等、あなたの写真で豪華賞品を手に入れるチャンスです。
応募要項など詳しくはこちらをご確認ください。
*すべての動物に対応するわけではありません。「ネコ」または「イヌ」のような顔立ちで、左右の瞳が良好に見える様な場合においては瞳を検出しやすいのですが、動物の種類などによってや、複数の動物が動き回るような撮影環境などによっては、瞳を検出できない場合があります。
瞳に自動でピント!に飼い主さんたちもびっくり!?体験イベントの動画はこちらから
このイベントのモデルを担当してくれるワンちゃんたちを紹介!
体験をするのはこちらの皆さん。Instagramでワンちゃんの写真を投稿している皆さんですが、やはり色々写真に対しての悩みがあるご様子。犬種ごとで悩みの違いも様々なようです。
悩める皆さんの講師を務めるのはペトグラファーとして活躍されている小川晃代さん!今日は一日、皆さんの先生となります。
まずは、フォーカスの大切さや撮影構図などをレクチャーしてくれる小川先生。ペトグラファーとして多くのペットを撮影されている小川先生だからこそ教えられるポイントがたくさん!
小川先生より今日の撮影のテーマが発表されました。最も大切な「瞳」にピントを合わせつつ「背景ぼかしフォト」「動きフォト」「表情生き生きフォト」の3テーマに挑戦することに。
使用するカメラは、動物の瞳*に自動でフォーカスを合わせてくれる「リアルタイム瞳AF」機能が搭載されたソニーのミラーレス一眼カメラ「α7 Ⅲ(アルファセブンマークスリー)」と「α6400」の二機種。
*一部の動物に限ります
左)ソニー 35㎜フルサイズミラーレス一眼 α7 Ⅲ
右)ソニー APS-C ミラーレス一眼 α6400
ニウちゃんママが「背景ぼかしフォト」に挑戦!
ニウちゃんを含め4匹のチワワを飼っているニウちゃんママの悩み。それは、ニウちゃんたちとお花を一緒に撮影することが多いけれど、ニウちゃんたちの前や後ろにもお花があるとピントを合わせるのが大変。体の小さなニウちゃんたちなので、コスモスなどの背の高い花の時は、一緒に撮影するために更に引いて撮るので、ピント合わせに苦労するのだとか。
小川先生よりレクチャーを受け、シャッターを押してみるとニウちゃんママもびっくり!
「ニウの瞳にフォーカスがすぐ合うので片手でも綺麗に撮影できてる!」
ニウちゃんママが実際に撮影した写真がこちら!うるうるとしたニウちゃんの瞳がくっきり!
サラちゃんママ「表情生き生きフォト」で立体感のあるサラちゃんを!
続いて小川先生のレクチャーを受けるのはサラちゃんママです。サラちゃんのテーマは「表情生き生きフォト」。目がクリっとして口が横に広いフレブルはこのテーマにぴったり!
ポーズもばっちりのサラちゃん!
この通り、表情豊かなサラちゃんの顔も更にダイナミックに写ります!ママと一緒で嬉しそうなサラちゃんの表情がいいですね!立体感のある一枚は表情だけじゃなく、サラちゃんの元気な様子も写しだします。
レオくんママがペットオーナーの悩みである「動きフォト」に挑戦!
遊んでいる姿はすごい可愛いけれど、綺麗な写真を撮るのってすごく難しいですよね…。そんな難易度の高い撮影に挑戦します!レオくんママが使用するカメラはソニーミラーレス一眼カメラ「α6400」。さきほどのカメラα7 Ⅲはセンサーが大きくボケやすいのに対し、センサーサイズが小さい代わりに小型で軽いのが特徴。こちらも「リアルタイム瞳AF」に対応しているので、瞳を検出・追従してくれます。教える小川先生もレオくんママも真剣!
カメラの向こう側でレオくんはしっかりお座りをして待っています。飼い主さんが視線を外すと動いてしまうワンちゃんは多いのに、レオくんはとってもお利口さん!
「おいで!」というママの合図に、大好きなおもちゃをくわえて走るレオくん!
「ダックスは鼻が長いので、じっとしていても鼻の頭にフォーカスがきてしまうのですが、動いていても瞳にフォーカスが合うなんてビックリ…」とレオくんママ。PECO編集部もαシリーズを使って、走り回るレオくんを激写!瞳へのフォーカスが検出されるとレオくんが動き出してもフォーカスはそのまま瞳を検出し続け、おもちゃを追いかけ全力疾走のレオくんでも瞳がくっきり!
まだまだ遊びたくてスタッフに「早くおもちゃ投げて!」とお願いするレオくんを更に遠くから撮影!レオくんの手前にスタッフがいて、これだけ離れていても瞳が綺麗に撮影できてしまうなんて・・・。
望遠レンズにも挑戦!その姿はもうプロカメラマン
それぞれのテーマを撮り終えた皆さんは、今まで体験したことがないほどの望遠レンズに付け替えて撮影してみることに!「こんな長いレンズは使ったことがないですし、使いこなせないと思いますよ」
そんな心配もカメラが自動でピント合わせをやってくれるので大丈夫!すぐに使いこなし、構図も考えて撮影している様子はプロカメラマンのようでかっこいいですね~!
撮影時間はわずか1時間でも出来栄えは文句なし!
初めて使う一眼カメラでも「リアルタイム瞳AF」機能があるので、ワンちゃんにレンズを向けるだけ!撮影時間はわずか1時間ほどですが、たくさんの写真が撮れました。数多くの作品の中より小川先生が選び抜いた一枚を紹介しながら、その写真の良いポイント、もっと素敵な一枚になるための改善ポイントなどをプロの目線で講評!
「瞳」にフォーカスが来ていることで写真はどれも生き生きしていて、迫力満点!写真一枚一枚に皆さんの笑顔がこぼれていました。
イベントの締めくくりは全員で記念撮影!
写真や動画は飼い主の皆さんとペットの想い出を形にして残せるもの。鮮やかで躍動感のある作品として残し、いつ見てもその時のことを鮮明に想い出せるものになるのではないでしょうか。短い時間のイベントでしたが、今日撮影した一枚を見て、この日のことをまた思い出してもらえると嬉しいですね!
この記事で紹介したカメラはこちら
左)35㎜フルサイズセンサー搭載で高い描写力。リアルタイム瞳AF搭載 ソニー α7 Ⅲ
右)軽量コンパクト・高速AFで扱いやすい。リアルタイム瞳AF搭載 ソニー α6400
PECOも審査委員として参加!「犬・猫フォトコンテスト」開催中!
講師を務めた小川先生やPECOも審査委員として参加しているソニー オープンフォトコン「 犬・猫フォトコンテスト」にぜひご応募ください!スマートフォンで撮影した画像でも応募可能なので、皆さんのワンちゃん、ネコちゃんのキレイな「瞳」を写した最高の一枚をお待ちしております。
【開催期間】
2019年7月16日(火)~2019年8月18日(日)
【賞品】
大賞:ソニーポイント50,000円分 / 1名様
特別賞:ソニーポイント30,000円分 / 1名様
αユーザー賞*:ソニーポイント30,000円分 / 1名様
PECO特別賞:ソニーポイント30,000円分 / 1名様
入選:ソニーポイント2,000円分 / 12名様
*αユーザー賞はソニーのデジタル一眼カメラαシリーズで撮影された作品を投稿された方の中から受賞作品を決定いたします。
*αユーザー賞はソニーのデジタル一眼カメラαシリーズで撮影された作品を投稿された方の中から受賞作品を決定いたします。
詳しい利用規約などは「犬・猫フォトコンテスト」の公式ページをチェックしてくださいね!
ペトグラファー小川晃代さんが教える「ペット撮影術」を、デジタルカメラ総合サイト「デジカメWatch」で掲載中!写真撮影に興味のある方は、ぜひ見てくださいね!