一生懸命な猫たちの姿に虜になる人続出!沖昌之写真集「必死すぎるネコ~前後不覚 篇~」
猫写真家・沖昌之さんの大ヒット写真集の第2弾「必死すぎるネコ~前後不覚 篇~」が、9月24日(火)より辰巳出版から発売されました。今回も、一生懸命なのになぜかおかしい猫たちの、愛おしいショットがたくさん詰まった一冊となっています。
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街で見つけた必死すぎるネコ
どうしてこうなってしまったの?とつい聞きたくなってしまう、表紙の目隠し猫さん
目に入ったら思わず手に取りたくなる、そんなインパクトの強い表紙から始まる今回の写真集には、国内のみならず、沖さんが旅行先の台湾や香港などで出会った「旅先のねこ」も数多く登場します。
地域の方の猫に対する愛情や理解もあって、沖さんの撮影する猫たちは人懐っこくカメラを向けても自然な姿を見せてくれるそう。猫たちが無我夢中で何かをしている姿をとらえた写真は、「どうしてそんなに必死になっているの?」と思わず突っ込みたくなるものばかりです。
渾身の猫パンチ!…と思いきや黒猫にしっかりとガードされてしまう茶トラ猫
躍動感あふれる個性豊かな姿
枝に絡まる紐と格闘中。見方によっては編み物をしているようにも…
この写真集には、1枚1枚に解説やコメントがないので、見る人が猫たちの気持ちを自由に想像できるのも魅力の1つ。ページをめくる度に個性豊かな猫たちが次々と登場します。特にジャンプをしている写真はとても躍動感があり、その真剣な表情にも注目して見てみると、猫たちの必死さがひしひしと伝わってきます。
こんなダイナミックなジャンプショットも
外猫たちの日常を切り取る
何かを狙っているのか、それとも追われているのでしょうか。
インドア派と公言する沖さんですが、InstagramやTwitterにも書かれている「世界中のらぶりーな おそとにゃんこさんを撮り尽くしたいね。」という言葉通り、以前よりも撮影活動の範囲がびっくりするほど広がっているとのこと。旅先での撮影は朝日が昇るくらいから深夜まで続くこともあり、食事をする時間も惜しみながら現像処理をするそうです。猫たちのありのままの姿を撮影する裏側には、沖さんの見えない努力があるのですね。
追いかけっこの一部始終。手すりに必死にしがみつく茶トラ猫と、それを見つめるサバトラ猫
外猫たちのワイルドな表情から心が和む姿まで、たくさんの「必死すぎるネコ」が収められた1冊。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
書籍データ
タイトル:『必死すぎるネコ ~前後不覚 篇~』
沖昌之著
定価:本体1,200円+税
判型:B5変形
発行:辰巳出版株式会社
発売日:2019年9月24日
著者紹介
沖昌之(Oki Masayuki)
猫写真家。1978年神戸生まれ。家電の営業マンからアパレルのカメラマン兼販売員に転身。初恋のネコ「ぶさにゃん先輩。」の導きにより2015年に独立。猫専門誌『猫びより』(辰巳出版)の「必死すぎるネコ」など連載多数。『ぶさにゃん』(新潮社)、『残念すぎるネコ』(大和書房)、『明日はきっとうまくいく』(朝日新聞出版)、『にゃんこ相撲』(大空出版)など著書多数。2017年刊行の代表作『必死すぎるネコ』(辰巳出版)は5万部突破のベストセラーに。
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Blog:「野良ねこちゃんねる。」