【3つのCaseから分析する】飼い主の「キモチ」、犬の「ホンネ」Case 3
愛犬にとってよかれと思ってしていることが、実はストレスになっていることも!? それを検証すべく、専門家に実際犬たちはどう思っているのかを聞いてみました。(MY♡DOG Winter 2019-20 Vol.1より)
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Case 3 Sさん & ミルキーくん
「いつも一緒のミルキー。いたずらする姿すらかわいい!」
家にいるときは、ミルキーくんとSさんはいつも一緒。ただひとり暮らしなので、留守番させることが多く、留守の間寂しい思いをさせていないか、かまいすぎて逆に不安にさせていないか心配しています。
飼い主のキモチ1
ミルキーの体調に変化が見えるとすぐに動物病院に連れていきますが、私はとても心配性なので、いてもたってもいられなくなります。そんなときSNSを通じて出会ったペキニーズを飼っている方たちから、不安な気持ちに対して前向きな言葉をかけてもらったり、アドバイスをもらえたりして、とても感謝しています。
犬たちのホンネ1
飼い主の不安は犬に伝わるので心配しすぎてオドオドしないこと。でもそれだけ思ってもらえるのは犬にとってもうれしいはず!
いつも見守ってくれてありがとう~!
飼い主のキモチ2
私が仕事の日は、ミルキーはお留守番。出かけようとする私の後をいつも追いかけて、自宅を出る直前までべったりしています。帰宅後はできるだけ散歩したり、遊んだりしていますが、留守番している間ミルキーがどんな気持ちで過ごしているのか、気になっています。
犬たちのホンネ2
飼い主がいない時間はストレスがたまりやすいので、例えば犬の幼稚園に預けたりして飼い主との時間以外の楽しみを見つけてあげるなど飼い主べったりにならないよう注意して。
飼い主のキモチ3
休日はミルキーと公園に行ったり、犬を飼う友達と遊んだりしますが、自宅でミルキーとゴロゴロしているのがいちばん幸せかも。ただ、ミルキーの「かまって!」アピールに応えないと、自分の顔を前足でこすったり、足をかんだりしてしまいます。私がかまいすぎることでストレスを与えていないか、ミルキーの気持ちがいつも気になります。
犬たちのホンネ3
飼い主が家にいるときもおもちゃを与えたりアプローチを控えたりして1頭だけで遊ぶ時間をつくってあげることも大切!
見て見て! こっち見て~!
飼い主のキモチ4
ミルキーは私にとって大切な相棒。ミルキーがいるからどんなことも頑張ろうと思えるし、仕事から帰ってきて、ミルキーが笑顔で迎えてくれると疲れも吹っ飛んでしまいます。ずっとずっと元気でいてね!
犬たちのホンネ4
SNSつながりで交流も増え、飼い主さんの世界も広がっているはず。大好きな飼い主さんがハッピーなら犬にもその気持ちが伝わっていますよ!
僕のおかげでストレスフリー!
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甘えん坊のミルキーといつも一緒に過ごしてます!
ペキニーズの先代犬・バニラが亡くなってしまって、毎日涙が止まらない中、ブリーダーさんの見学でミルキーくんと出会ったとか。家で過ごすときはいつもミルキーくんと一緒。関係が密になりすぎるのが悩みですが、かわいすぎて、いたずらされても怒る気にならないというSさんです。
Sさん
生家でずっと動物に囲まれて育ったSさん。ひとり暮らしで犬を飼うことに不安もあるが、毎日楽しく過ごせているのはミルキーくんの存在があるからだとか。
ミルキーくん(オス・3才/ペキニーズ)
散歩が大好きで、いつも全力疾走! Sさんのことをいつも見ている甘えん坊さん。朝目覚めた瞬間から、「遊ぼう!」モードに入る元気いっぱいの側面も。
PART1おしまい!
次はお勉強ページだって!
いくよ~
DR.KANO'S MESSAGE
ひとり遊びの時間をつくってあげよう!
飼い主との時間は最高の楽しみ。でも関係が密になりすぎると「飼い主の不在=ストレス」になってしまうので、ほかの人や犬との交流、ひとり遊びなど多様な楽しみを見つけてあげることも大切です。
企画・構成/SOULWORK
撮影/秋馬ユタカ
撮影協力/SHOKUYABO
写真提供/西山嘉治
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