【コーギースタイル】アクティブコギ家族が多い中、少数派ですが…… あえてお家大好き宣言！（その3）

犬連れ旅行に、アジリティ、オフ会、キャンプに山登り。コーギーさんのお宅ってアウトドア派が多い印象だけど、今回はあえて自宅でのんびり過ごすお宅を取材。おうち休日もなかなか楽しそうなのです！（コーギースタイル Vol.41より）

コーギースタイル編集部
更新日：2021.02.24

マーキング

ほら、見て！見て！お家大好きコギさんのこの幸せそうな顔ったら……。

PROFILE

茨城県
大森りり（メス・5歳）

茨城県
大森ルンルン（メス・2歳）

ペットショップ巡りをするのが趣味だった大森家。たまたま行ったお店で「あまりにもかわいい」りりにひと目ぼれ。その後、同じショップでフラッフィのルンルンに出会って、またもひと目ぼれ。3匹で仲良く暮らしている。

茨城県
福田リリー（メス・5歳）

茨城県
福田ミニー（メス・4歳）

もともと犬が苦手だった久子さんだが、ペットショップでリリーに出会ってひと目ぼれ。コーギーの魅力にはまり、すぐにミニーも迎え入れた。ちなみに久子さんいわく「リリーはキツネ顔で、ミニーはタヌキ顔です」

大好きな飼い主さんと一緒なら、遠出せずとも、お家が一番！

フリスビーが大好き、車に乗って週末はドッグランに行ったり、飼い主のアウトドアスポーツにお付き合いするなど、かつては牛や羊を追う仕事をしていただけに、どうしてもアクティブなイメージがついて回るコーギー。でも、よくよく考えれば、今やすっかり日本における愛玩犬としての地位を確立している犬種でもある。

車を持たない家庭も増えているから、キャリーバッグで電車やバスを使って移動したり、自転車のカゴに乗って近所を散歩したり、コーギースタイルを創刊した当時と比べると、飼い主さんとの暮らし方もだいぶ変化してきたな～、というのが今回取材した正直な印象でございました。

お家大好き派の2件のお宅。犬連れ旅行はしたことがないけれど、自然に恵まれた豊かな環境が散歩コースだったり、美しく整備されたマイドッグランを持っていたりで、うらやましい限りだった。いずれも、外出時によその犬に噛まれたことがある経験をお持ちだったので、「他の犬がいない場所で、愛犬をどう楽しませるか」ということを考え、実行したご家族だ。これは確かに正しい選択だと思う。

いちばん大切なのは、愛犬がどういうタイプで、何をしてあげれば喜ぶのかを飼い主が日々観察して、把握しておくことだろう。　よその犬のことが大好きで、すぐに一緒に遊べるような、フレンドリーなコーギーばかりとは限らない。人間だって、家で静かに本を読んだり、音楽を聴いたり、手芸をたしなんだりすることを好むタイプもいれば、草野球やテニス、マラソン、サイクリングなどをしてアクティブに体を動かすことに喜びを見出す人もいる。コーギーさんも然り。

休日の混んだドッグランや人がいっぱいいるアウトレットモールに行って疲弊するよりは、家の中で飼い主さんとイチャイチャしたり、いつもより少し長めの散歩を近所で楽しむ方が性に合っているコもいるからだ。まぁ、「お家が大好き」ってことは、それだけ居心地がよくて、飼い主さんのことが大好きだってこと。もっともっとコギさんに「お家が一番」になってもらうべく、飼い主さんはこれからも日々奮闘しなくてはなりませんね。