猫びより
【猫びより】第8回 本屋さんが選ぶ猫の本【私のイチオシ!】(辰巳出版)

【猫びより】第8回 本屋さんが選ぶ猫の本【私のイチオシ!】(辰巳出版)

旭屋書店 なんばCITY店 松永知恵さん(猫びより 2020年8月号 Vol.113より)

  • サムネイル: 猫びより編集部
  • 更新日:

おかわりしたくなる魅惑の肉球

皆さんは猫のどのパーツが好きですか?この本は、全部がかわいい猫の中でもフワフワの毛とプニプニの肉球をあわせ持った、まんまるな前足(おてて)の写真集です。今まで「おてて」にフォーカスした写真集はありませんでした。「なぜ今までなかったの!?」と言いたくなるぐらいかわいくて癒されます。そして、触りたくなります!

帯には「まるでクリームパンみたい!」という一文とクリームパンの写真が添えられているのですが、実際猫の肉球はクリームパンそっくりで、食べてしまいたくなるぐらいです。その魅力の虜になること間違いありません。「おてて」といっても色・形・質感にいろいろなバリエーションがあるので、自分が好きなおててを見つけてみてはいかがでしょうか。

『ねこのおてて』

『ねこのおてて』
パイインターナショナル
定価:本体920円+税

なお、この本には「もっとねこのおてて」という第2弾があります。クリームパンのように、癖になってもう1個おかわりがしたくなるのも納得です。是非、2冊同時に買って癒されてください。ちなみに私は、癒されたい時、クリームパンを片手にこの本を読みふけっています。

『もっとねこのおてて』

『もっとねこのおてて』
パイインターナショナル
定価:本体1000円+税

私が猫好きになったそもそものきっかけは、生まれた時から猫がいる生活があったからです。物心つく前にはいなくなってしまったのですが、実家にはマンガ『じゃりン子チエ』に登場する猫と同じく「コテツ」という名前の猫がいました。私の名前も猫好きの主人公と同じ名前だったので、ある意味、猫を好きになる定めのもとに生まれてきたのではと思うほどです。しかし、今住んでいる家ではペットを飼えないので、動画を見たり写真集を眺めたりして癒される毎日を送っています。

お店は南海電鉄なんば駅からほど近いショッピングモール内。JR・地下鉄・近鉄からのアクセスも便利

お店は南海電鉄なんば駅からほど近いショッピングモール内。JR・地下鉄・近鉄からのアクセスも便利

また、手芸が趣味なので、時間があれば猫グッズを作っています。昨年当店で開催した「猫の日」のフェアでは、棚にあみぐるみの猫を飾りました。この時は、他のフェア以上に気合が入ってしまいました。これからも一人の猫好きとして、猫たちを愛(め)でていきたいと思います。

猫本のコーナーには、松永さんお手製のあみぐるみが登場することも

猫本のコーナーには、松永さんお手製のあみぐるみが登場することも

旭屋書店 なんばCITY店

旭屋書店 なんばCITY店


旭屋書店 なんばCITY店
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