【猫びより】飲料を買って猫助け！「伊藤園」の猫支援自動販売機【八尾】（辰巳出版）

（猫びより 2020年7月号 Vol.112より）

猫びより編集部
更新日：2020.11.06

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「お～いお茶」でおなじみの「伊藤園」が、猫助けのための自動販売機を展開している。

これは自動販売機の飲料を購入すると、売り上げ金額の一部が、TNR（野良猫の不妊手術）の無償化を目指す一般社団法人「HappyTabby(ハッピータビー) 」に寄付される仕組み。消費者は自動販売機の飲料を購入することで、そして自動販売機の設置協力者は設置スペースの提供と電気料金を負担するだけで、猫助けに貢献できるというわけだ。

ハッピータビークリニックに隣接する保護猫施設「ハッピータビールーム」で暮らす保護猫（写真・平山法行）

猫助け自動販売機の第一号はHappy Tabbyと両輪でTNR活動を進める動物病院「Happy Tabby Clinic」の前に置かれている。同クリニック院長で、同法人理事長の橋本恵莉子先生は「皆様からの温かい寄付が増え、1匹でも多くの猫のTNRを進めたいです。

また、自動販売機にはTNRについての説明が書かれたポスターが貼ってあります。このポスターを多くの人に見ていただき、TNR活動のことを広く知ってもらいたいと思います」。

橋本恵莉子先生（前列中央）とハッピータビークリニックスタッフと支援者（写真・平山法行）

Happy Tabbyへの企業協力は、前号で紹介した日本誠食株式会社のワイン＆焼酎「有終完美」に続き、伊藤園が2社目となる。「自動販売機の収益の一部を社会課題の解決に使用していただけるのは、とてもありがたいことです。引き続き消費者、地域社会に貢献できる企業を目指してまいりたいと思います」と伊藤園担当者の松田さん。