【チワワスタイル】【キミがいてボクがいる】My Dog！ My Style！（その２）

【From Kanagawa 田村みなみさん、輝さん＋モモ】「これ、チワワ？」モモに会い初めてスムースを知りました

部屋全体に敷き詰められたカーペットの上で、ビュンビュンと元気に走るのはモモ（メス・4歳）。田村家のアイドルでもある、人懐っこいスムースの美犬さんだ。

長男の輝さんはお菓子づくりが趣味。当日も自家製のタルトを囲んでみんなでお茶会。長女のみなみさんの膝に座って、ちゃっかりとご相伴にあずかろうとするモモ。目が真剣ですな。

「友達から飼い主を探しているワンコがいるという話を聞いて、見に行きました。とてもかわいかったので、うちの子として迎え入れました。モモが1歳半の時のことです」

モモのことが大好きな長女のみなみさん。元々小型犬を飼いたいと思っていたそう。

スタッフが持参したオモチャを気に入り、口からくわえて放さない。持って逃げたり走ったり。そのうちに口が疲れて、「投げて遊んでよ！」とアピールしてきた。人使いがうまいんだから～。

「茶色のロングコートのチワワを想像していたので、ブラタンでスムースのモモに会った時は『これって、チワワなの？ チワワって予想外に小さいんだな』と感じました。犬を飼ったことがなかったので、トイ・プードルくらいの大きさだと思っていたんです」

歯磨きは結構好き。モモと一緒にお風呂に入る輝さんと歯磨きをするひとコマ。歯ブラシの向きを上手に変え、歯ブラシを噛みながらモモが楽しく歯を磨けるように工夫している。

田村家に来た頃のモモは、震えてとても不安そうに見えたそうだが、しばらくそっとしておくと1週間で慣れた。家に来た時にすでに成犬だったこともあり、しつけの本を読んで犬のことを勉強したそうだ。

モモを迎えるにあたり、田村家では散歩、トイレ、ゴハンのお世話をきちんとすることをお子さん達と約束した。みなみさんと輝さんは今もそれを守り、何かと世話を焼いてくれる頼もしいお姉さんとお兄さんだ。

昨年の夏、夏の自由研究で輝さんがお父さんと一緒に作ったモモの食器台。お菓子作りといい、手先が器用。「食事中!!」の文字がなんだかストレートで男らしい！

大きな病気をしたことがないモモだが、ヒヤッとしたことがある。それは今までに2回あった脱走事件。

「1回目は『あれ、いないね？』と気がついて、モモの名前を呼んだら答えてくれてすぐに見つかりました。2回目は、1Fのお父さんとお母さんの所にいると思ったら、どこにも見当たらず、呼んでも答えがないので慌ててみんなで探し回りました。すると、いつも暮らしている2Fの玄関の前で待っていたんです」

自分の本宅の方に気になるオモチャでもあったのかな（笑）。

ワイルドにガムをかじるモモ。食欲旺盛であっという間に食べ終わってしまった。「我が家に来てから1キロ増えたので、これ以上太らないようにしています」とママ。

モモに最初に会った時「これ、チワワ？」と思ったみなみさんだが、「一緒に暮らしてみたら、すごく賢いし、今ではチワワが一番かわいいと思っています。というか、モモが一番かわいいです！」と満面の笑顔で話す。

自分のことを「かわいい」と言われているのがわかるのか、オモチャを噛んで遊びながら、しっかり耳を立ててこちらの話を聞いているモモ。みなみさんの言う通り、君は賢くてかわいいチワワだよ！

ご主人のご両親と一緒に。家族が出かけてしまう時は、1Fに住むご両親にモモを預かってもらうこともある。しょっちゅう行き来しているからどちらも快適な我が家。

好きなもの

リンゴ、スイカ、イチゴなど「果物は好きです」というモモ。この日、ママからいただけたのが梨。なかなか良い食べっぷり。そういえば名前も果物にちなんでいるもんね。

苦手なもの

うちわや扇風機、ドライヤーなどの風が苦手。理由は不明だが、うちわを見せただけで、このブルーな表情。他にもバイクのエンジン音など、大きい音が苦手だそう。

ファッション拝見

女の子らしいデザインからアクティブ系のものまで、何を着てもよく似合う。「散歩に行く時に玄関で人の靴を履いていたことがありました」チワワには大きすぎないかい？

田村家が考えるモモの序列

上位3位までは女性陣が占めている。散歩やゴハン、日頃のお手入れ、留守番時の相手など、モモのお世話を主にしていることが上位の理由かな。パパや輝さんがモモより順位が下なのは「遊び相手と思っているから」なのだそう。モモは女の子だから女子組なのね。

Text：Mari Kusumoto
Photos：Michio Hino

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