【with FIAT 500】クルマをもっと日常に。 愛犬も嬉しい、お散歩ドライブの楽しみ方

【with FIAT 500】クルマをもっと日常に。 愛犬も嬉しい、お散歩ドライブの楽しみ方

愛犬とドライブ。憧れるけれど「うちのコはクルマが苦手」「犬に負担のない乗せ方がわからない」という飼い主さんも少なくないようです。楽しい愛犬とのドライブのコツは、特別な日だけでなく日常的にクルマに乗せ、慣れてもらうこと。 ワンちゃんとのクルマライフをもっと楽しくする“お散歩ドライブ”のコツを、フィアットが提案します。

  • PRFIAT(フィアット)

ワンちゃんはクルマが好き?苦手?ワンちゃんから見たドライブとは?

ワンちゃんの飼い主さんにとって、あると便利なクルマ。愛犬とのドライブを楽しむ飼い主さんがいる一方で、ワンちゃんが落ち着かず、どう乗せたら良いのかわからないという声もよく聞きます。
ドッグトレーナーの鹿野 正顕(かの まさあき)先生は「愛犬とのドライブが難しいと感じている飼い主さんは“特別な日”にだけクルマに乗せているケースが多い」と言います。“特別な日”とは、例えば週末にドッグランへ行くときや、動物病院に連れていくときなどのことです。

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※撮影は停車した状態で行っています。走行中は愛犬をキャリーやクレートに入れて、シートベルトなどで固定しましょう。

「ワンちゃんはクルマが苦手なわけではなく、日常的にクルマに慣れ親しんでいるかどうかでその行動や捉えかたが違ってきます」と鹿野先生。つまり、飼い主さんのライフスタイルによる影響が大きいのです。「時々しかクルマに乗らない人は、いざ乗る時に緊張感を覚えますよね。ワンちゃんも同じこと。日常的にクルマに触れて、慣れさせることがワンちゃんもクルマを好きになるポイントです」。

ワンちゃんも飼い主さんも快適にドライブするためには、クルマをもっと“日常使いする”ことが大切なのです。

愛犬とのドライブを楽しむために、知っておきたい 3つの“大切なポイント”

クルマを日常的に使い、ワンちゃんに慣れさせることが愛犬と快適にドライブをするポイントだということがわかりました。でもただクルマに乗せるだけでは愛犬の負担になったり、ルールやマナー違反につながることも。そこで、楽しく安全な愛犬とのドライブのために、知っておきたい【3つの大切なポイント】をご紹介します。

大切なポイントその1[クレートトレーニング]

ワンちゃんは毎日親しんでいる空間が安心、という性質を持っています。つまりクルマも愛犬にとって“特別な場所”ではないことがとても大切なのです。そこで必要なのがクレートトレーニング。クレートを移動手段のひとつとしてしか捉えていない飼い主さんも多いのですが、普段から家でも愛犬のハウスとしてクレートに入ることを習慣づけておけば、そのまま車内に運んでも落ち着いて過ごすことができます。またクレートトレーニングは災害時に避難をしなくてはならない時にも役立ちます。

また、クレートはサイズ選びがとても重要。愛犬が4本の足で立ったとき天井に頭が当たらない程度の余裕があり、奥行きは鼻先からしっぽまでしっかりと入るものが望ましいので参考にしてください。

大切なポイントその2[車内の環境を整える]

人にとって過ごしやすい車内でも、後部座席に固定されたクレートの中にいる愛犬にとってはどうでしょうか?
一番気をつけたいのは直射日光と車内の温度。窓にカーテンをつけたり、スモークフィルムを活用したりして直射日光が当たらないよう防ぎましょう。また車内の温度の管理も重要です。真夏だけでなく、春や秋でも車内での熱中症は起こります。エアコンを適切に使い、サーキュレーターなどで風を循環させましょう。

大切なポイントその3[ルールを守る]

愛犬とドライブと聞いて頭に思い浮かべる憧れの光景…でも、その中に実はルールやマナーに反する乗せ方があるかもしれません。例えば、愛犬を膝の上に乗せて運転すること。これは前方視界が遮られ、急ブレーキを踏んだときにワンちゃんが足元に落ちてペダル操作に支障をきたすなどとても危険な行為なので、絶対にやめましょう。

また、助手席や後部座席の窓から愛犬が顔を出すことも、道路交通法違反になる可能性が高いだけでなく、車外へ飛び出してしまうなど、ワンちゃんの命に関わる危険な乗せ方です。大好きな愛犬を守るためにも安全な乗せ方を知って実行しましょう。

もっとドライブが楽しくなる!お悩み解決法

「飼い主さんからのクルマに関するご相談は少なくない」という鹿野先生。クルマでのお悩み別に、解決のポイントを教えてもらいました。

お悩み①クルマに乗せると興奮してしまう、吠えてしまう、じっとできない

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外が見えることはワンちゃんにとって刺激になるため、吠えや興奮につながります

「興奮してじっとできない愛犬の場合、前の章でも解説したクレートトレーニングを徹底しましょう。クルマの中でもクレートで過ごすことができれば安全かつ愛犬の負担にもなりません。また、車内でずっと吠えてしまうという場合は、外の景色が見えてしまうからかも。窓の外で不規則に動く人やバイク、鳥などが見えることで愛犬を刺激し、吠える原因になっている可能性があります。カーテンなどを活用して外の景色が見えないようにしておけば、落ち着いて過ごすことができるでしょう」。

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ドライブ前に長めのお散歩やボール遊びなどをして、疲れさせておくのも効果的。疲れることで落ち着きを取り戻して、無駄にはしゃぐことなくクルマに乗ることができます。

 

お悩み②どこにどのように乗せるのが良いの?

クルマに乗るときはクレートに入れることが安全で快適にドライブを楽しむための大前提、ということはわかったけれど、そのクレートはどこに置くのがベストなのでしょうか?鹿野先生によると、キーワードは“安定させること”。

まずはできる限り水平にクレートを設置しましょう。後部座席に置くことが多いと思いますが、座席は人が座りやすいよう斜めになっていることが多いので、クレートの下にタオルを敷くなどして水平を保つのがおすすめです。さらに、クレートの中は滑りやすく、薄手のタオルなどでは不安定なので、低反発マットなどを敷くと安定し、クルマの振動も抑えられます。なお、ドライブ中はクレートをシートベルトで固定しましょう。

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普通に置くと斜めになってしまいがち

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座面にタオルを敷いて水平に。厚さのある低反発マットがあれば安定感バツグン。クルマのスペースによっては、後部座席の足元にクレートを設置するのも◯。

お悩み③クルマに乗せると酔ってしまう

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コングには愛犬が大好きなおやつを奥まで詰めて、長時間遊べるようにするとGOOD

楽しいドライブも、車酔いをしてしまうワンちゃんにとっては辛いものになってしまいますよね。車酔いを防ぐためには、まずは前述のやりかたでクレート自体をしっかりと固定し、中も安定させることが大切です。直前の食事やお水を控えるのもひとつの手。過度の空腹や満腹状態は車酔いを起こす一つの要因となりがちだからです。そして鹿野先生のおすすめは、おやつなどを中に詰められる知育玩具「コング」を使うこと。「愛犬がコングに夢中になることで、クルマに乗っているということから気をそらす効果が期待できます。

コングは家でも使って愛犬に慣れさせておくとよいですね。コング=楽しいものと認識することで、車内=コング=楽しいと記憶が繋がり、結果としてクルマに乗ることが楽しいことという認識へと繋がります」。
車酔いが激しい愛犬は、かかりつけの獣医さんに相談すれば、酔い止めを処方してもらうこともできるので、あまり深刻にならず、少しずつ様子を見ながら近所へのドライブで慣らしていきましょう。

愛犬と、毎日のドライブを楽しんで

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いかがでしたか?愛犬とのクルマでのお出かけをもっと楽しく、快適にするためのコツやヒントをお伝えしてきました。"犬の社会化"という言葉を聞いたことがある飼い主さんも多いと思いますが、クルマに乗って様々な場所に行けることは、ワンちゃんにとって社会化につながる大きな一歩になります。そして、様々な場所に愛犬と一緒に出掛けることで、飼い主さんとの絆もさらに深まることでしょう、

愛犬とのドライブを特別な日の移動手段ではなく、毎日の出来事として習慣に。飼い主さんと愛犬の毎日を、クルマがあることでもっと豊かで楽しいものになることを願う、フィアットからの提案です。

撮影協力/coffee addict 042-980-7965

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【監修】鹿野 正顕 先生(ドッグトレーナー・学術博士)
「スタディ・ドッグ・スクール」(神奈川県相模原市)代表。
麻布大学介在動物学研究室(旧動物人間関係学研究室)で、人と犬の関係学を研究。
この分野では日本で初めての博士号を取得。

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