愛犬と船旅へ。犬と一緒にフェリーに乗るにはどうしたらいい?
旅行や帰省などで遠出をする時、愛犬をどうやって連れて行こうか悩んでしまう方は多いはずです。フェリーでの船旅なら、犬を連れて行きやすい環境が整っているのでおすすめです。最近では犬と同室で船旅ができるフェリーも登場しています。犬と一緒にフェリーを利用する方法や注意点についてまとめました。
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犬と一緒にフェリーに乗るには
利用可能なフェリーを探そう
日本には現在さまざまな航路のフェリーがありますが、全てのフェリーに犬が乗船可能なわけではありません。犬と一緒に利用できるものとしては、今のところ九州―関西 、北海道―青森 、北海道―仙台―名古屋 など、いくつかの航路に限られています。利用したい航路があるなら、あらかじめ公式ホームページや電話での問い合わせなどで犬が乗船できるかどうか確認してみましょう。
ケージサイズや乗船方法は事前にチェック
持ち込んで良いケージのサイズはフェリーを運航する会社によって違いがあります。当日になって焦ることのないよう、前もって問題のないサイズのものを準備しておきましょう。また、乗船方法や集合時間が通常の利用と異なる場合がありますので注意してください。
持ち物
乗船時間に応じて、ペットボトルに入れた水、エサ、トイレシーツなどを準備していきましょう。普段と違う環境に興奮して吐いてしまったりすることもありますので、ウェットティッシュやビニール袋があると便利です。
体調には注意
多くのフェリー会社は、運行によって犬の体調に良くない変化が起こったとしても保証をしないというルールのもとで犬の乗船を受け入れています。体調がすぐれない犬や病気の犬は乗船させないようにしましょう。また、体力のない老犬や仔犬の乗船にも細心の注意を払ってください。
犬と同室で過ごせるフェリーも
犬のフェリーの乗り方には、「ケージ預けタイプ」と「車両内保管タイプ」、「同室タイプ」の3種類があります。
ケージ預けタイプ
船内にペット用ケージがたくさん並べられた専用ケージルームが設けられており、他のペットたちと一緒にその部屋に犬を預ける方式です。飼い主は指定時間内なら自由に面会でき、エサや水を与えたり、声掛けを行ったりすることができます。費用の安さが魅力ですが、他の犬を怖がってしまう犬や、狭いケージに入ることを嫌がる犬にはあまり向きません。
車両内保管タイプ
自動車にて乗船し、車の中に犬を残しておく方法です。慣れた車内で過ごすことができるので環境の変化を嫌う犬には向いています。ただし多くの場合、航海の最中にペットの様子を見に行くことはできません。
同室タイプ
ペットの入室が許可された専用の個室にて、ペットと飼い主が一緒に過ごせる方式です。他の方式よりも費用はかかりますが、犬の様子を見ながらずっと一緒にいることができるので、犬にとっても飼い主にとっても安心です。所要時間が長い航路ではとくにおすすめです。
フェリーを利用すれば愛犬と一緒にのんびりと船旅を楽しむことができますが、ペット同伴に関する規則は各運航会社によって異なるため、利用する際には事前に確認を行うようにしましょう。また、ペットの性格によっては船旅が難しい場合もあるので、愛犬の性格をしっかりと把握し、無理をさせないことが大切です。
犬と一緒に旅行に行こう! 注意点は? | PECO(ペコ)愛犬との旅行は、車や飛行機といった移動手段や宿の決め方も大切。ここでは愛犬と楽しい旅にするための注意点をお届けします。