【猫びより】動物の鍼灸治療院の3匹の猫たち【調布】（辰巳出版）

（猫びより 2021年11月号 Vol.122より）

猫びより編集部
更新日：2022.01.21

マーキング

調布市にある、中医学の鍼灸治療がメインの「ペットサロンBEANS(ビーンズ)」。院長の加藤由生子先生は「鍼灸は病気の治療だけでなく、予防にも有効です。かかりつけ医の補助として、あるいは治療の選択肢のひとつとしてお役に立てればと思います」と語ります。

少し怖がりな茶豆ちゃんも由生子先生と一緒なら大丈夫

猫がかかりやすい病気である慢性腎不全には鍼(はり)だけでなく、猫の体を温めるのが大事なので灸が向くとか。ただ、猫の場合は人間のようにじっとはしてくれないし、煙を嫌うことも多いので、鍼灸治療もなかなか大変なようです。中には鍼灸治療が心地良いことを知り、おとなしく治療をさせてくれる猫もいるといいます。

院内では猫用のケアグッズも販売中

もともと犬も猫も大好きで、子供の頃は犬と一緒に寝ていたという由生子先生ですが、大人になるにつれなぜか犬アレルギーに。なので現在は茶豆ちゃん（7歳♀）、マッシュちゃん（6歳♀）、レオ君（4歳♂）の3匹の猫たちと暮らしているそうです。

犬も人間も平気なマッシュちゃん

看板猫として君臨するマッシュちゃんは、自分の気が向くと遊んでくれるタイプ。機嫌が悪いとプイっとそっぽを向いたり、手をガジガジ甘噛みしてみたり。機嫌がいいと手をペロペロ舐めてくれたり、ゴロンとお腹を見せてくれたりします。「可愛い」という言葉にとても敏感なマッシュちゃんは、お客様には「社長」「店長さん」などと呼ばれて親しまれているそうです。