【栄養士監修】ひんやり 「緑黄色野菜と鶏ささみスープのゼリー寄せ風」

水分補給に! 旬のアスパラ、人参、かぼちゃが入った鶏ささみスープのゼリー寄せ風

今回は、夏にぴったりのひんやりとしたレシピをご紹介します。

本格的な夏に向けて蒸し暑いこの時期は、ワンちゃんにとっても体温調整が難しくなります。予防にはなんといっても上手な水分補給が大切です。体に吸収されやすいのは、水を飲むことより、食事からとる水分です。そのため普段ドライフードを食べているワンちゃんは、食事から摂取する水分量が低くなっている事もありますので、意識して水分補給を心がけることが必要になってきます。食事から水分を摂取する事がしやすい「ウェットフード」がおすすめです。

今回の材料である、今が旬のアスパラガスには、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸などの栄養素も含んでいます。人参、かぼちゃなどの緑黄色野菜には、ビタミンが豊富です。今回は「ゼリー寄せ風」ということで、寒天も使用しますが、寒天には適度な食物繊維が含まれています。

冷蔵庫で冷やして、ひんやり美味しい「緑黄色野菜と鶏ささみスープのゼリー寄せ風」、暑さに備えるこの時期に、ぴったりの低カロリーなおやつです。

「dbf 鶏ささみのスープ煮」は、たんぱく質を含む鶏ささみを食べやすい大きさにカットして、スープと一緒にじっくり煮込んだ犬用栄養補補完食です。栄養素や旨味成分が含まれているスープも併せて与えてください。

材料

「dbf 鶏ささみのスープ煮」　1缶85g
アスパラガス 1本約20g
人参 約30g
かぼちゃ 約30g
自然塩（岩塩や海塩など） ひとつまみ
水 (できれば浄水) 160cc
粉寒天 2g

*小型犬の場合、レシピ分量の1/6がおやつ1食分の目安です 。
*体重5kgの成犬1日に必要なカロリーの約4%に相当します。

作り方

STEP.1
アスパラガス、人参はみじん切りに、かぼちゃは小さめの角切りにします。

STEP.2
鍋に切ったアスパラガス、人参、かぼちゃ、水160cc、自然塩ひとつまみを投入し、蓋をして中火で加熱します。ふつふつしてきたら火を弱め、蓋をしたまま10分ほどごく弱いとろ火で蒸し煮に。火を止めて蓋をしたまま余熱で20分ほど蒸らしてください。(ガス台の上で20分ほど放置し、この間蓋はとらないようにしましょう）

STEP.3
鍋を再び弱火で加熱しながら、寒天を入れてよくかき混ぜます。温度が80度以上で、 かき混ぜ方が足りないと、あとで均一に固まりません。

STEP.4
鍋に「dbf 鶏ささみのスープ煮」を1缶入れ、よくかき混ぜます。この時、大きい塊がスプーンなどでほぐしてください。

STEP.5
ガラスの耐熱容器に入れ、粗熱をとってから冷蔵庫で30分ほど冷し、このように固まったら完成です！

*残った分はガラスの密閉容器などに入れて、冷蔵庫で4日ほど保存できます。
*1日に2回(合計2食)与えても問題ありません。中~大型犬の場合は、これよりも与える量を増やしても大丈夫です。
*デビフペットは、総合栄養食のドライフード等と一緒に与えることを推奨しています。

実食！

今回、ご自宅で「緑黄色野菜と鶏ささみスープのゼリー寄せ風」を食べてくれたのは、ラブラドゥードルのロシェちゃん！！

※ロシェちゃんの体型に合わせて、多めに与えています。与える時は愛犬の食べやすいサイズに切ったり、崩してから与えてください。

ロシェちゃん、美味しく食べてくれたかな？

デビフペットが提案するレシピ

デビフペットの公式HPでは、今回使用した「dbf 鶏ささみのスープ煮」以外のフードを用いた手作りレシピを多数掲載しています。お手軽にできる、季節に合わせたご飯や、デザート風なレシピをご紹介しています。ぜひチェックしてみてください！

レシピ監修：荒木 幸子先生

NY州立大学アニマルサイエンス学科を卒業後 米国にて犬猫のホリスティックな代替医療や栄養学について学び、2017年に帰国。現在は日本で犬猫の健康的な食事を広める活動をしている。

・米国ヴェテリナリーテクニシャン（LVT）NY州免許
・認定動物看護師（動物看護士統一認定機構）
・ペット栄養管理士（日本ペット栄養学会）
・生活習慣病予防指導士（日本ホリスティック医学協会）
・米国ホリスティック獣医学会(AHVMA) 会員
・比較統合医療学会 統合医療栄養学講師
・動物予防医療普及協会 理事

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