【獣医師監修】初心者でも飼いやすい犬とは？ オススメの犬種を紹介します
初めてのワンちゃんを選びたいけれど、どんな犬が飼いやすいの？ 初心者でも飼いやすい犬種を、飼い主の目的別にまとめてみました。
- PECO編集部
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監修：電話どうぶつ病院Anicli（アニクリ）24 三宅亜希院長
飼い主事情で飼いやすさを考えてみる
犬の人気ランキングで上位の犬種といえば、小型犬はトイ・プードルやチワワ、中型犬なら柴犬やウェルシュ・コーギー・ペンブロークなどですね。大型犬はラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバーなどが人気となっています。
飼いたい犬種の希望はあるけれど、こんな私でも飼えるのか心配…。なにかと不安と迷いが多い初心者なら、まずは、自分にとって飼いやすいと思えるポイントや生活環境について考えてみることが大切です。
飼い主の生活スタイルなどから、飼育可能な犬種を調べてみましょう。
散歩に頻繁に行くことが難しい
散歩は運動という側面と、外に出て刺激を受けるという側面から大切なものです。短時間でもいいので外に連れ出してあげたいですね。牧羊犬や狩猟犬は激しい運動や遊びを好むので、散歩に行けないことでストレスを与えてしまうため適しません。
＜比較的、散歩量が少なくてすむとされている犬種＞
チワワ、狆、マルチーズ、パピヨン、シー・ズーなどのトイ種
抜け毛の影響が心配
小さな子どもや赤ちゃんがいる、飲食店を経営している、店舗の看板犬になってほしい、など抜け毛が少ない方が好まれるシチュエーションもあると思います。基本的には定期的なブラッシングで、ある程度の抜け毛は回避できます。
＜比較的、抜け毛が少なめの犬種＞
マルチーズ、ヨークシャー・テリア、トイ・プードル、イタリアン・グレーハウンドなどのシングルコートの犬種
しつけに自信がない
トイレの場所、眠る場所、噛んでいいものいけないもの、犬と生活するうえで覚えてもらいたいことはいろいろあります。一般的に賢い犬種はしつけが入りやすいといわれていますが、賢いがゆえに飼い主の指示に矛盾点があったりすると混乱してしまうので気をつけましょう。
＜しつけが入りやすいとされる犬種＞
トイ・プードル、ボーダー･コリー、マルチーズ、シー･ズー、ゴールデン・レトリバー
自宅でお手入れしたい
犬を飼うと、健康を守るためにお金がかかるのは当然ですが、定期的にプロのトリマーさんによる毛のカットが必要な犬種もいます。
＜美容代などが少なく、比較的お金の負担が少ないといわれる犬種＞
短毛種全般、長毛種でも一定の長さまでしか伸びない犬種
無駄吠えしにくい犬種
無駄吠えしない犬種がいればとても助かりますよね。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、「バセンジー」という犬種は吠えない犬として世界的に有名です。獲物に気付かれないように跡を追う狩猟犬として活躍していました。ちなみに、チワワも昔は吠えない犬として有名だったのですが、近年ではその特性は失われつつあるようです。無駄吠えしないかどうかは飼い主の上手なしつけにかかっています。
どの犬種が自分にとって飼いやすいのか、日々のライフスタイルや希望などがはっきりわかっていると、飼いたい・飼える犬種が見えてきます。自分にぴったりの愛犬をぜひ見つけてくださいね。
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