【フレンチ・ブルドッグ】お手入れの仕方は? 抜け毛対策!
フレンチブルドッグの飼い主さんが困ることが多いのが、抜け毛の多さです。短毛種のフレンチブルドッグは、実は意外と毛が抜ける犬種です。どのようにお手入れをしてあげればよいか、その方法を解説します。
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フレンチブルドッグの飼い主さんの中には、フレンチブルドッグの毛が予想以上に抜けて困っているという人が多いようです。どのように手入れしてあげれば、抜け毛を上手く処理してあげることができるのでしょうか? ブラッシングやシャンプーの方法について記述します。
1.フレンチブルドッグは抜け毛が多い?
■フレンチブルドッグはダブルコートなので抜け毛が多い
フレンチブルドッグは短毛種なので、カットなどは必要ありませんが、その分抜け毛が多い犬種です。これは寒さを防ぐために、毛の構造が上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)に分かれる「ダブルコート」という毛の特徴を持っているためです。ダブルコートを持つ犬は他にも、ゴールデンレトリバーや柴犬などの犬種がいます。
特に春と秋は毛の生え変わりである換毛期のため、抜け毛は激しくなります。このときにきちんとしたお手入れをしてあげないと、通気性が悪くなり皮膚病になる可能性があるので、気合を込めてお手入れをするようにしてあげましょう。
2.フレンチブルドッグの手入れの仕方①【ブラッシング】
ブラッシングに必要な道具
■ラバーブラシ
■獣毛ブラシ
フレンチブルドッグをブラッシングするには、ラバーブラシや獣毛ブラシといったブラシを使用します。獣毛ブラシは柔らかい毛並みを維持し、ラバーブラシは余分な毛を取り除くことに適しているので、どちらも揃えておくと便利ですね。
また、アンダーコートを除去できるブラシとして「ファーミネーターブラシ」というものも販売されています。しかし、これはブラッシングに慣れていないと肌を傷つける恐れもあるので、ラバーブラシなどである程度慣れてきたら使うようにしましょう。
ブラッシングは基本毎日やる
■毎日5分程度のブラッシング
フレンチブルドッグの被毛は柔らかいため、基本的には簡単なブラッシングを毎日5分程度やれば十分です。ブラッシングすることによって、皮膚に付着した汚れを除去し、血行を促すことができます。こまめにブラッシングをしておけば換毛期にも、抜け毛が少なくてすみます。
ブラッシングは犬にとって、飼い主さんと親密なコミュニケーションが取れる大切な時間なので、短い時間でもブラッシングしてあげてくださいね。
3.フレンチブルドッグの手入れの仕方②【シャンプー】
頻度
犬の体質に合わせて、2週間~2か月に一回ぐらいでしましょう!
清潔な体を維持するためにシャンプーをするのは大切なことですが、やりすぎると皮脂を落とし、逆に皮膚病に掛かりやすくなったり毛を痛める原因になります。散歩などで汚れたとき以外は、むやみにシャンプーすることは避け、大体2週間に1度ぐらいの頻度にしましょう。
シャンプーをしたばかりなのに汚れてしまった場合は、ぬるま湯で浸したタオルで体を拭いたりしてあげてくださいね。
温度
■お湯の温度は35~38度
水の温度は飼い主さんが少しぬるいかな、と感じる程度の温度が適温とされています。熱すぎたり冷たすぎると、犬が火傷をしたり風邪をひく原因となります。夏は少し低めの温度、冬は少し高めの温度と季節によって調節してあげましょう。
一度シャンプーで嫌な思いをした犬は、それ以降シャンプーを嫌がるようになりがちです。温度を注意することはもちろん、シャンプーの泡が目に入らないようにするなどの配慮をしてあげましょう。
乾かし方
■タオルでしっかりと乾かす
■その後ドライヤーを使って中まで乾かす
犬を洗い終わったら、しっかりとタオルで水分を拭き取り、乾かすようにしましょう。毛に水分が残っていると、雑菌が繁殖し皮膚病になる原因になるので、タオルドライはきちんと行ってください。その後、犬の肌にドライヤーを近づけすぎないようにしながら、体を乾かしましょう。
毎日のブラッシングと定期的なシャンプーを継続的に行えば、換毛期の抜け毛はかなり防ぐことができます。家の中に毛をまき散らさないためにも、日ごろからブラッシングを行うことがポイントですね。
最後に
抜け毛対策はコツコツと行う以外に方法はありません。毎日のコミュニケーションついでにブラッシングしていく。これがとても大切ですよ。