【ねこ好きリレーエッセイ】とくべつな日常、おめでとう。

動物雑貨専門のウェブショップ「nocoto」店主のカネミツカヨコさん。かわいいけどファンシーではなく、おしゃれで上質な「nocoto」の雑貨たちは、実は多くのPECO ねこ部員の自宅に潜んでいます。ねこ部員たちの熱いリクエストで、昨年から「PECO NEKO館」にご協力いただいており、 2月3日から渋谷ヒカリエ ShinQs「ShinQs ネコフェス！！」で開催されている「PECO NEKO館 POP-UP STORE」にも、再び「nocoto」コーナーが登場！ ご自身も人間の「うちのコ」を育てるカネミツさんの、みんなの「うちのコ」たちへの考察が、優しく心に迫ります。

動物雑貨の専門店「nocoto（ノコト）」

私は「nocoto（ノコト）」という動物雑貨の専門店を運営しています。
世界中から、「連れて帰ってうちのコにしたくなる、動物雑貨」を集めているちょっと独特なお店です。

ウェブショップ「nocoto」には、1つ、売り物とはほぼほぼ関係ない…ように見えて、実はふか～いところで繋がっている「weekly nocoto」という読物のコーナーがあります。
「weekly nocoto」は、店主である私がお客さまと色々なことを共感、共有したくて作ったコーナーでして、ライフワーク的に皆さんも巻き込んで“謎”解きをするための、サロンのようなおしゃべりの場所です。

その謎とは…
「何故うちのコだけがこんなにもかわいいのか！」
というものです（笑）

私も“うちのコ”を見ている時にたまに不安になるんですが、目にフィルターがかかってるんじゃないかと思うくらい可愛く見える…。何故だ。こう毎日毎日飽きもせずにキュンキュンするのは何故だ…。
うちのコにだけ？ 多分…うちのコにだけ。

これって、凄いパワーなんじゃないかなと思ったんです。
計り知れない、飼い主のパワー？ 親のパワー？

100人の飼い主さんと。

そんな壮大なテーマの謎に迫るべく、nocotoの立ち上げから今まで、100人を超える育て親さんたちにご登場頂いた「weekly nocoto」。

「あなたにとって“うちのコ”とは？」をテーマに、素敵なお話を伺ってきました。

photo by umeco

「うちのコ」の定義は人それぞれ。
それがイヌでもネコでも、人間でも、はたまたモノでも。
100人いたら100通りの声がある。
でもそこに何故か圧倒的に共通した“想い”がある事に気付いたんです。

photo by maa

溢れる想い

ネコって総じてツンデレ気味じゃないですか（笑）
自由きままなアイツらときたら、私達のこれほどまでの熱い想いなんぞ、
届いているんだかいないんだか、ほわわとあくびして澄まし顔です。

でも皆、飼い主さんたちは口を揃えて、一緒にいてくれてありがとう。
と言うんです。こんなに日常が愛おしくなるなんて！ って。

それは、寄稿してくださった皆さんのタイトルにも良く現れていて。
「世界一かわいい、普通の猫」と称してくださった_daisyさんは、普通なんだけど、特別で世界一、いや宇宙一かわいいの！ と熱く語って下さったし、「未来」という一言にすべてを集約してくれたmakicocomoさんは、うちのコたちの存在でキラキラしている毎日が未来につながっているんだ、と表現してくださいました。
飼い主さん、親である皆さんの言葉のひとつひとつが、とても共感出来る、腑に落ちるもので、今ではお店の中の宝箱みたいなコーナーになっています。

photo by yoko

私の考察はこうです。
うちのコと呼べる存在と生活を共にする事によって、生活のピースの１つ１つが、キラキラして来る。という事があるんじゃないかなって。

ご飯、美味しかったね。
遊んで楽しかったね。
今の顔！ 可愛かった♡
面白い仕草するなぁ～

日常はとくべつ。とくべつな日常。

今うちのコが見せてくれたその仕草を、覚えていたい！ 記録しておきたい！
そんな特別な瞬間の連続が日常。
日常だからふっと消えて行ってしまうものを、今はインスタグラムやブログに残せたりします。
これってとても良い事だなぁ～と思います。
誰かの文章を読んで、共感することも多いですね。
「私も私も！」って。時にはちょっと泣いてたりとかしますもの（笑）。

ねこの日って、そんな日常がとてつもなくとくべつなんだって事をみんなで共有して愛でてなでなでする日。そんな日なんじゃないかな～？ なんて思います。
nocotoは毎日ねこの日かも（笑）。おめでとう。ありがとう。

www.nocoto.jp

気になる次回のエッセイは・・・