【獣医師監修】シャムってどんな性格? 付き合い方やお手入れについて
バレリーナのように優美なフォルムで魅了するシャム(サイアミーズ)の性格や飼い方、お手入れの方法などについて紹介します。
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監修:ますだ動物クリニック 増田国充院長
シャムの性格は?
シャムは優美な姿の猫ですが、非常に人懐こく愛情深い猫です。また、猫らしい気位の高さや自己主張の強い面もみられます。のんびりしたところはなく、非常に活動的な猫が多いといわれています。
シャムはとてもおしゃべりで、コミュニケーションを密にとりたがります。飼い主がすることをよく見ていて、椅子に座っていれば膝に乗りたがり、寝る時は一緒にベッドで眠る、どこに行くにもついていきたがるシャムが多いようです。
シャムとの楽しい付き合い方
シャムは大変活発な猫で、細身のカラダでよく走り回ります。高い所に上るのも大好きで、高さのある家具などがなくてもカーテンに爪をかけて駆けのぼり、カーテンレールの上で部屋を見下ろしてるということもあるようです。運動が大好きなシャムのためにも、キャットタワーを用意して、よく遊んであげましょう。
シャムは非常に賢く、基本的にしつけはしやすいですが、気まぐれなところもあるため、気分が乗らなければ言うことを聞かないこともままあるようです。繊細な面もあるので、愛情深く接し、ストレスをためないように気をつけてあげましょう。
シャムのお手入れの仕方
シャムは短毛の猫種なので被毛のお手入れは楽ですが、日本の気候では秋冬は寒がることがあるので、室温の管理に気を遣ってあげましょう。
個体差はありますが、シャムは細身に似合わず声が大きく、とくに発情期のオスは大変よく鳴き、うるさいと感じることもあるようです。声の大きさが気になる場合は、早めに去勢をしましょう。
もちろん猫には個体差があり、性格やカラダつきも様々です。お迎えした猫としっかり向き合って楽しい猫ライフを過ごしてください。
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