「足が麻痺している」と病院に持ち込まれ、置き去りにされた子犬。 診察をうけ、その運命が変わるまで…

“足が麻痺して動けない”と、動物病院に連れてこられた一匹のワンコ。飼い主さんは詳しい診断を待たずに、ある言葉を言い残して病院から立ち去ってしまいました…。残されたワンコを診察してみるとーー

  • サムネイル: 大橋 ぺっち
  • 更新日:

ある日、1匹の子犬が飼い主さんに連れられて動物病院にやってきました。
その子の名前は「ボー」。
まだ生後6週間ほどで、小さな小さな子犬でした。

飼い主さんは、来院するや否や……

 

“足が麻痺しているので、安楽死させてくれ。”

と、歩けなくなった子犬の安楽死を求めてきたのです。

この発言に、獣医師さんは唖然。
その上、飼い主さんはボーを預けたまま病院から姿を消してしまいました。

獣医師さんは、とにかく麻痺した足を診察してみることに。

その結果……

 

ボーの足は麻痺しているわけではありませんでした。

診断は低血糖症。栄養不足がきっかけとなり、ボーは足を動かすことができなかったのです。

早速、必要な治療を施す獣医師さん。
すると

ボーの足はすぐに回復!

自分の足で立ち、再び自分の意志で好きな場所へ行くことができるようになったのです。

 

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来院した翌日から、すぐに歩けるようになったボー。
その後カリフォルニアの動物愛護団体「ハンド・イン・パウ(HAND IN PAW)」で里親を探してもらい、現在は新しい飼い主さんの元で幸せに暮らしているそうです。

ボーの今までの生活が、恵まれたものではなかったことは想像に難くないですが
まだまだ始まったばかりの犬生、思う存分謳歌してほしいですね。

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