散歩のときに強く引っ張る犬の癖をなおして、うまくリードするコツとは?

散歩のときに強く引っ張る犬の癖をなおして、うまくリードするコツとは?

愛犬との散歩と聞くと、飼い主の隣を愛犬が悠々と歩く光景が思い浮かびますが、時々犬に引っ張られるような散歩をしている飼い主さんも見かけます。実は犬がリードを引っ張るような散歩には、他の人やペットに迷惑をかけたり、交通事故などの危険性もはらんでいます。散歩中になぜ愛犬がリードを引っ張るのか、その原因や解決法を紹介します。

  • サムネイル: PECO編集部
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犬が散歩で引っ張ってしまう理由は主に3つ!

散歩のときに、なかなか歩いてくれない犬もいますが、反対に常に飼い主を牽引している犬もいます。
犬の引っ張り癖が強く、愛犬とのリードの引っ張り合いに疲れてしまっている飼い主も多いのではないでしょうか。
毎日の散歩をもっと楽しく快適にするために、愛犬の引っ張り癖は直したいですよね。
では、なぜ犬が飼い主を引っ張ってしまうのか、まずはその理由を知ることからはじめましょう。

犬自身が好奇心旺盛な性格のため

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好奇心が強い犬は、飼い主をぐいぐいと引っ張る傾向があります。
初めての道やいつもと様子の違う道を通るときは、この先に何があるか知りたい気持ちが先走り、引っ張ってしまうことが多いようです。
また、犬は興奮しているときも飼い主を引っ張りがちです。
散歩に行くことがうれしいあまり、興奮してリードを引っ張りすぎると、犬の喉を締め付け、咳き込んだり吐いたりしてしまう犬もいます。
興奮をなるべく落ち着けてから、散歩に出るのもひとつの方法です。

リードの距離が定まらないタイプ

犬は飼い主との距離を確認しながら散歩をします。
しかし、伸縮リードの場合はリードの長さが変わってしまうため、飼い主との距離感がわからなくなり、混乱してしまうことがあります。
また、リードの長さが短すぎることも、犬が飼い主を引っ張ってしまう原因の一つです。
また、犬が突然走り出した際に伸びてしまう可能性がある伸縮リードは、車道に飛び出して車や自転車と接触したり、散歩をしている他の犬に飛びついたりしてしまうことも考えられます。
広い場所ではのびのび楽しめる伸縮リードですが、散歩の時は普通のリードを使うことをおすすめします。

飼い主との距離が遠いと感じてしまうとき

犬は飼い主の気配を近くに感じないとき、自由に動いていいと思い違いをしてしまうことがあります。
これは飼い主がリードを長く持ちすぎてしまい、犬との距離があいてしまうことが原因です。
長めのリードの時は手に巻きつけるなどしながら長さを調整し、犬との距離を1メートルくらいにするのがよいでしょう。

引っ張り癖を直そう!2つの方法

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しつけをしっかりすることで、犬の引っ張り癖はなくなります。
毎日の散歩時間にトレーニングするのが効果的です。

①引っ張ったらその場で止まる

散歩中、犬が引っ張ったらその場で止まるようにしましょう。
引っ張っても飼い主がついてこないことがわかると、犬は引っ張るのをやめます。
さらに、「禁止」を伝える言葉を決めている場合は、その言葉を伝えるようにしましょう。

犬が飼い主に歩調を合わせて歩き出したら、きちんと褒めてあげましょう。
よいことをしたら必ず褒めるのが、犬のしつけの基本です。ご褒美のおやつをあげるなども効果的でしょう。
愛犬ときちんとコミュニケーションをとることを忘れないようにしましょう。

また、ハーネスを使っている場合、首輪よりも犬への指示が伝わりにくいため、引っ張る癖が直りにくいこともあります。
直らないようなら、一度ハーネスをやめて、首輪に変えてトレーニングをしてみるのもよいかもしれません。

②方向を変えて散歩の主導権が自分にあると伝える

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犬が飼い主を引っ張る原因には、主導権を持っているのは自分だと思っている可能性もあるため、犬ではなく飼い主の方がリーダーだということをわからせることで引っ張り癖が直るかもしません。
散歩中に犬が引っ張ったら、犬の進む方向とは逆の方向に向きを変えて歩いてみましょう。
注意したい点は、方向を変えるときに犬の首を無理やり引っ張らないことです。あくまで自然に向きを変えることが大切です。
また、犬にとって目線を合わせる行為は服従を意味するので、方向を変えるときは犬と目線を合わせないようにしましょう。
犬の目を見ないでクルッと方向転換をすることで、飼い主の方がリーダーなのだと理解して、飼い主の動きに合わせるようになります。

散歩の時間にも、ひと工夫することができます。
決まった時間に散歩をしないで、毎日バラバラの時間に出かけるのです。そうすることで、犬は、自分が飼い主を散歩につれていくのではなく、飼い主がつれていってくれるものなのだということを自然と理解するようになります。

引っ張り癖がなかなか直らず、いらいらして大声で叱ったり、手を上げたりすることは愛犬が飼い主を信頼しなくなることにつながるため、絶対にやめましょう。
自分には無理だとあきらめずに、根気よくトレーニングを続けることが大事です。

まとめ

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引っ張り癖を直すにはリードをうまく使い愛犬と適切な距離を保って散歩することがポイントです。
また、犬に上下関係を理解させることも大切だと言えるでしょう。
きちんとしたしつけは散歩以外の生活にも影響します。
根気が必要ですが、かわいい愛犬との散歩を楽しい時間にするために、ぜひ試してみてください。

 

コンテンツ提供元:愛犬と行きたい上質なおでかけを紹介するWEBマガジン Pally

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