【犬の気持ち】犬が散歩で帰りたがる理由と対策方法

【犬の気持ち】犬が散歩で帰りたがる理由と対策方法

犬は基本的に散歩が大好きな子が多いですが、散歩の途中で家に帰りたがることもあります。普段の姿を知っているだけに飼い主としては困ってしまいますし、どうしたのかと心配にもなってしまうでしょう。そこで、愛犬が散歩で帰りたがる理由と対策方法を紹介します。

  • サムネイル: PECO編集部
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犬が散歩で帰りたがるときに見せる仕草

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散歩中の犬が座り込んでしまい、頑として動かなくなったという経験はありませんか?

これは散歩に行きたくない、なんらかの理由で帰りたいという犬の意思表示かも。

このような状態になってしまうと、飼い主がリードを強く引っ張っても動こうとしないことも珍しくありません。

また、そもそも散歩に行きたがらないというケースもあります。飼い主が散歩の準備を始めると隠れたり、家を出てもすぐに自宅のほうへ引き返そうとしたりするかもしれません。

散歩中に帰りたがったり、散歩に行きたがらなかったりする場合には、このように普段と違う仕草が見られます。

犬が散歩で帰りたがる理由と対策

犬は言葉を話すことができないため、吠える、もしくは行動で気持ちを伝えようとします。

散歩に行こうとすると隠れる、散歩中に座り込んで動かなくなるという行為も、犬から飼い主に対するなんらかのメッセージだと考えられます。

ここからは犬が散歩で帰りたがる場合に考えられる理由と、その対策をお伝えしていきます。

理由①散歩ルートで恐怖を感じた経験がある

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犬は賢い動物ですので、恐怖を感じるようなものに出会った経験があるルートを通ろうとすると、散歩を中断してしまうことがあります。

どのようなものに恐怖を感じたかはいろいろなケースが考えられますが、工事現場の大きな音や排気音のうるさすぎる車やバイク、小さな子ども、敵対心をむき出しにしてくる犬などが原因になっているかもしれません。

しかし、飼い主側には原因がはっきりと分からないこともあるので、この場合は散歩のルートを変えてしまうことをおすすめします。

毎回同じルートを散歩する必要はありませんし、車で少し離れたところにある自然公園などまで連れていって、そこで散歩するのも有効でしょう。

初めての道でも散歩を中断するようであれば、見聞きできる範囲に恐怖を感じている原因があるはずです。

注意深く周囲を観察して、原因を探してみてください。

理由②飼い主に構ってもらいたい

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散歩中に動かなくなった愛犬と、その場で遊んだ経験はありませんか?

もし、過去にそのような経験があれば、犬が嬉しい思い出として学習をしている可能性があります。

言い換えれば、歩かなければ飼い主が遊んでくれる、構ってくれると記憶したのです。歩かないからと頻繁に抱っこしたり、おやつで釣ったりすることも同様です。

対策としては、あえて愛犬に声はかけず、犬の目線でリードをキュッと優しく引っ張ってください。

グイグイと引っ張ってしまうと犬を引きずることになり、苦しい思いをさせてしまうおそれがあるので避けましょう。

動かないからと構ってしまうと改善しないので、必要以上に構わないのがポイントです。

理由③外が暑い

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真夏の昼間に、外で散歩をしてしまった経験はありませんか?

犬は体が小さく、人間よりも格段に暑さに弱い生き物のため、それは絶対にNGです。

地面に近い位置を移動するので熱を感じやすいですし、熱くなったアスファルトやコンクリートの上を歩いて肉球を火傷したり、痛みを感じたりすることもあります。

熱中症などで、ときには命にかかわる重大な事態になることも。

そもそも暑い日中の散歩は避けるべきですが、一度でも連れて行ってしまったことがある場合、上記のようなつらい思いをしたことを犬が覚えていて、暑い日の散歩を拒否することがあります。

このケースでは、早朝や夕暮れなど、あまり外が暑すぎない時間帯に散歩へ行くことがおすすめの対策です。

真夏でも早朝や夕暮れになると気温は下がりますし、路面の温度も耐えられる程度になっているでしょう。

日陰が多い場所や、土・芝生などの上を歩くなど、散歩のルートを工夫することも大切です。

また、涼しい時間帯にも路面の温度が下がり切っていない場合は、火傷しないよう犬用の靴を履かせてみるという手も。

ただし、最初から犬用の靴を素直に履いてくれない犬もいます。

無理やり履かせると余計に散歩へ行きたがらなくなるので、サイズの合った靴で、少しずつ慣らすようにしてください。

理由④身につけている首輪や服が気に入らない

小さい頃から服を着たり、ハーネスを着けたりしてきた犬は慣れていますが、生まれたときから首輪をしないで過ごしてきた犬は、道具を身につけるのを嫌がっても不思議ではありません。

また、首輪がきつかったり、素材が気に入らなかったりして散歩を拒否するケースもあります。

散歩のときには絶対に首輪をしないといけない、という決まりはないので、犬が気に入るグッズを探してみましょう。

ハーネスにもリードにもなるようなグッズがおすすめです。

理由⑤身体に不具合がある

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肉球や足そのものを怪我しているようなケースです。

歩くと足や肉球が痛むので、散歩に行きたがりません。

また、散歩の途中で動かなくなった場合は、路上に落ちていたガラス片など鋭利なものを踏んでしまった可能性があります。

いつも通り歩けているかどうか、どこか痛がっている様子がないかも確認しておきましょう。

愛犬の足回りに外傷や巻き爪など目に見える問題がなく、他の原因にも心当たりがなければ、病気の可能性もあります。少なくとも明らかに元気がない、様子がおかしいという場合は、早めに動物病院で診察を受けることをおすすめします。

まとめ

犬が散歩に行きたがらない場合には、大抵なにか理由があります。

まずは原因を明確にして、その上で対策するようにしてください。

嫌がっているのに無理に散歩させるのではなく、根本的な解決を目指しましょう。

散歩の回数や時間の目安についても、当サイトの他記事をぜひ参考にしてみてください。

コンテンツ提供元:愛犬と行きたい上質なおでかけを紹介するWEBマガジン Pally

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