【コーギースタイル】コギさんの飼い主に 聞いてみた！「お宅の旅支度 見せてくださーい！！」Case3
愛犬と旅行や外出している飼い主さんに、そのご家庭なりの「旅支度」を聞きました。愛犬のためにどんな準備をしたら いいのか、イマイチわからない。そんな飼い主さんに参考にしてほしい企画です！（コーギースタイル Vol.41より）
- コーギースタイル編集部
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旅慣れた飼い主さんに聞いてみた コギ連れ旅に持って行くものは？
コーギーの飼い主さんはだいたいにおいてアクティブで、愛犬と一緒にお出かけするのを好む。またコーギー自身も外出が大好きだったりする。でも犬連れの場合、ほいほいと出かけられないのも事実。まずは犬が入れる施設を探したり、愛犬のための支度も必要になってくる。最近ではたくさんのドッググッズも登場しているので、逆に「どれを持って行ったらいいのかわからない…」と考える飼い主さんも多いはず。
ということで今回は、コーギーさんと一緒によく旅行やお出かけしている3家族に取材。いつもの「旅支度」を見せていただいた。さらに、持って行ってよかったもの、やってしまった失敗、旅先でのエピソードなども聞いてみた。ぜひ旅支度の参考にしてほしい。
今日のお出かけはボクも連れてってくれる？
Travel Preparations 03「旅行中はハイテンション！ 宿に着くといつも爆睡」
愛知県／丸山ラルフ（オス・7歳）
コーギーを飼いたがった加奈美さんが、智司さんを熱意で押し切ったそう。飼ってみれば智司さんもメロメロに。得意技は足の間に顔を突っ込んでのおねだり。
実家の犬を参考にして愛犬用に準備をカスタマイズ
取材に訪れたスタッフを見て、「誰が来たの？ 何が始まるの？ 遊んでくれるの？」とニコニコ近寄ってきてくれたラルフ。自分が主役だと悟ると、ちょっとびっくりした様子。「ラルフとは年2回ほど、お泊まりの旅行をしていますね。基本的に1泊2日で、車での移動になります」と奥様の加奈美さん。
「ボクのドライブスタイルだよ」
加奈美さんは実家でも犬を飼っていて、その子たちとも旅行に出かけていた。だから愛犬との旅行は至極当然のものだったという。「ラルフの旅支度も、最初は実家の犬たちを参考にして決めていました。でもやっぱり犬にも個体差があるので、実家の子には不要でもラルフには必要だったりする場合もあり、今も日進月歩の真っ最中ですね」
「なんか付けられてる……」
暑さ対策に、クールバンダナやメッシュ生地の洋服を着せている。でもラルフはあんまり好きじゃないみたい。
活動的で暑がりなコギさんなので、暑さ対策には注意している。加奈美さんはサーモスタッドの水筒にたっぷり氷を入れて持っていくようにしている。あまり水を飲んでくれないラルフも氷は食べてくれるからだ。また、荷物を削減するために、宿泊先はなるべく備品が整っているところを選ぶそう。
「普段の散歩と旅行では、準備の段階からラルフの様子がまったく違います。ずっとテンションが高くて、どこに行ってもワクワク楽しんでいます。帰宅後やホテルに着くと、すべて使い果たしたようにヘソ天で爆睡。この『お祭り男』め！ って思います（笑）」
「氷入りが好みです」
外出のマストアイテム、氷入りの水。
「必殺のおねだりポーズ☆」
ママたちが何かを食べていると、この態勢でおねだり。かわいいけどね……。
「男は裸体じゃ〜い」
洋服を脱いだ喜びの舞い……らしい。裸体で勝負したい男、ラルフ。
「ボクできるこ！」
ラルフはできる男なので、ドッグカフェなどではきちんとフセして待てる。智司さんのそばで実践してくれました。
「ボクも入れて入れて〜」
ご主人の智司さんはよい遊び相手。ラルフは旅先で遊んでもらうことを楽しみにしている。
で、これが智司さんとボール投げするラルフ。生き生きしてます。
丸山家の旅支度
マナー袋／マナーベルト／オムツパット／伸縮リード／オヤツ／ウェットティッシュ／水筒 など
●ドッグカフェなどでは床にフセすることも多いので、いずれカフェマットを購入しようと思っているそう。
旅の思い出・工夫
人間用のオムツパットを購入して代用
思った以上にラルフがマーキングをして、持参したオムツパットを旅行初日で使い切ってしまったことがある。近くのドラッグストアで人間用の尿漏れパッドを購入して代用したそうだ。
「そいつ、あんまり好きじゃないっす」
他人の声に反応して眠れなかったことが
以前、宿泊した宿は思った以上に壁が薄く、廊下の人の気配や他の犬の声を拾ってしまったそう。そのたびにラルフも起きてしまい、安眠できなかった。それから宿の設備には気をつけるように。
犬の性格や気質に合わせて旅支度を調えよう 時々、内容を見直してブラッシュアップを！
旅支度にはこれといって正解がないものだ。いちばん大事なのは、愛犬が何を必要としているかを見極めること。例えば、ホテルの備品をまったく問題なく使えるコーギーもいれば、自分のにおいが染みついたものでなければ安心できないタイプもいる。愛犬がどちらのタイプによるかで、用意するものも異なってくる。
また実際に旅に出てから、1度や2度「ああ、あれを準備すればよかったなあ」と後悔することもあるだろう。便利なドッググッズ、アイテムが新しく生まれることもある。時々旅支度を見直して、内容をブラッシュアップさせるのも必要だ。コギさんの笑顔を思えば、それも旅の楽しみのひとつかもしれない。
Text：Eriko Itoh
Photos：Masayuki Satoh、Minako Okuyama
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