数年前亡くなったおじさんを今でも待ち続ける柴犬さん → ポツンと佇む後ろ姿が健気で切ないと話題に。
雪の降る中、ある場所でぽつんと座り続けるワンコさん。何かを待っているような、何かを語っているようなその後ろ姿には、健気で優しいストーリーがありました。
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ずっと忘れない
雪が降る中柴犬さんが、ぽつん。
小さな背中は寂しそうで、どこか切ない。
何を見つめているのか…その理由はキュッと胸が苦しくなるような、とても心温まるお話でした。
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先程背中を向けていたのは北海道で暮らす柴犬のはるくん。
冬の寒さが厳しい北海道ですが、はるくんにとっては嬉しい季節。深い雪の中に自ら進んで行くくらい雪が大好きなんです。
そんなはるくんには、雪と同じくらい大好きな人達がいます。
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それは近所に暮らすおじさんやおばさんたちです。
人によっては近寄らなかったり近寄ったとしても距離を取ったりと、誰にでも懐くというタイプではないみたい。自ら近づいて飛びつくのは、はるくんにとって数少ない心を許せる相手。
その中でも、はるくんが大好きなおじさんがいました。
出会ったのは2歳くらいの時。
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「うちにもワンコがいるけど歳で家から出れない。お前は元気で良いなぁ」
そう言って散歩中に声をかけられたことが始まりです。
それから通りかかるたびに会うようになり、はるくんを見つけると遠くから手を振って待っていてくれるようになりました。
ある日のこと、
おじさんは「飼い犬が亡くなった」と言い、はるくんを撫でながら泣きそうになっていたそうです。
はるくんは動かずにじっとおじさんのことを見つめていたのだそう。
そんなおじさんは一昨年、病気がもとで帰らぬ人に…
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この写真は、久しぶりにおじさんの家の前を通ったときのはるくん。
玄関の前でしばらくの間じっと座り込んでいたそうです。
おじさんの優しい声のトーンや撫でる手の感触、同じ目線で話しかけてくれる全てが心地良くて、そんなところがはるくんは好きだったのでは…と飼い主さんは話してくれました。
この写真をSNSに投稿すると、「きっとお空からおじさん来てくれてますね」「情の深さに涙が出ます」など、優しいコメントが溢れました。
はるくんにとっておじさんは大切なお友達であり、なにか深い縁で繋がっているのかもしれないですね。
きっとはるくんの心の中でおじさんは生き続けているのだと思います。
黒柴はるママ @51316Mika2022-01-31一昨年亡くなった大好きなおじさん。前を通ると必ず玄関前まで行き待ってる。「おぅ、来たのかぁ~」って笑って出てきそうだもんね。 pic.twitter.com/1BOMvAEEci
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出典:黒柴はるママ(@ 51316Mika)| Twitter