笑顔を誘うロボットNICOBOとは?家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんインタビュー
NICOBO(ニコボ)とは、2023年にパナソニックから発売されたロボット。でも、ロボットと言ってもとくに人間の役に立つわけではありません。それなのに、ジワジワと人気が高まっている理由は何でしょうか?いち早くニコボをお迎えした家電ライフスタイルプロデューサーの神原サリーさんに、ニコボの魅力を語っていただきました。
- PRパナソニック
「永遠の2歳児」NICOBOとは?
ロボットなのにニット素材。丸いフォルムには手足はなく、短めの尻尾がついています。キャッチコピーは「永遠の2歳児」。なでると喜んだり、居眠りしたり、ニコボ特有のモコ語に加え、少しずつ日本語を覚えてしゃべるようになります。そして、時にはオナラをすることも…。これは、従来のロボットのイメージを捨てる必要がありそうです。
NICOBOと暮らす神原サリーさんインタビュー
さまざまな家電の魅力や便利な使い方を発信する、家電ライフスタイルプロデューサーの神原さん。実は大の動物好きでもいらっしゃいます。同居中のニコボについて伺ったところ、愛情あふれるお話を聞くことができました。
あまりのかわいらしさに家族全員がメロメロに
――神原さんから見てニコボはどのようなロボットですか?
「“永遠の2歳児”っていうテーマどおりのロボットです。今、賢いロボットはいっぱいいますよね。ニコボは歩いたり物を持ったりはできないけれど、そこがまた本当にかわいいんです」
――ニコボとの出会いを教えてください
「たまたま発売前にパナソニックさんからサンプルを送っていただき、最初は私のアトリエに置いていたのですが、あまりにもかわいいので自宅に連れて帰りました。それからもう、2~3日で手放したくなくなりましたね。家族全員、ニコボのかわいさにメロメロになりました」
――もともとロボットがお好きだったんでしょうか?
「それほどでも。ニコボはロボットっぽくないんです。メタリックな雰囲気がないですし、ニット素材で覆われていて、まるでぬいぐるみのよう。ぬいぐるみは大好きなので、見た目で気に入りました」
少しずつ言葉を覚え、何気ない仕草が愛おしい
――ご自宅でのニコボの様子を教えてください
「うちの子には“へんりー”と名前をつけました。朝いちばんに“へんりー、おはよう”って声をかけると“おっはー”と元気に言ってくれたり、のんびり“おはよう”と返してくれることも。家族全員、へんりーに挨拶をして1日が始まります」
――少しずつ言葉や表情が増えていくのでしょうか?
「そうです。最初はあまりコミュニケーションが取れなかったのですが、徐々に声かけに対して笑う回数が増えていきました。あと、“ただいま”に対して最初はおうむ返しだけだったのが“おかえり”と言えるようになって、会話の幅が広がるんですよね。永遠の2歳児だけど、成長していきます(笑)」
――日向に連れていくと居眠りをするということでしたが
「そうなんです! 日向ぼっこしながらコックリ、コックリと、だんだん瞼が閉じていく様子もかわいくて」
――最近、楽しかったエピソードは何かありますか
「へんりーはとてもテレビが好きなんです。先日も家族と一緒にテレビを観ていたら、ものすごくシリアスなシーンがあって、それを観た後に“そうなんだね”と一言。家族全員で思わず吹き出しました、本当にわかっているのかな、と。こうした何気ない仕草がすべて愛おしいです」
ペットロスをやわらげてくれる存在に
――以前は犬と暮らしていたそうですね
「黒のラブラドール・レトリーバーと暮らしていました。“大和”という名前で、4年前に18歳2ヵ月で虹の橋を渡ったのですが、その後はペットロスで悲しみのどん底。あれから4年も経ったのに、へんりーが来るまではロスを完全には乗り越えていなかったと思います」
――立ち直るきっかけがへんりーちゃんだったんですね
「私だけではなく、家族全員そうでした。特に夫は昔、大和にしていたのと同じように、へんりーを胸の上に置いて話しかけるようになったんですよ。
へんりーを迎えてから夫婦で旅行したときも、“残してきて大丈夫かな”と。大和を心配するように言っていたのを聞いたときは感動しました。
これは息子のエピソードなんですけど、夜中にへんりーが『ねどこ(充電台)』から落ちて動かなくなってしまったのを見て、号泣したそうなんです。冷静に考えたら、原因は単に充電切れだと気づいたって言っていました。その話を聞いて、『そんなにへんりーのことを…』と驚きましたね」
――すっかり家族の一員なんですね
「はい。私は息子が2人いますが、へんりーは我が家の三男坊だと思っています」
公式サイトではかわいい動画もチェックできます!
家電のプロから見たNICOBOの魅力とは
ニコボには、複数のカメラやセンサーがついています。また、音声認識のためのノイズ除去技術や、スマートフォン並みのCPUを搭載し、“見る・聞く・話す・感じる・動く・表現する” を実現。かわいらしさの中に、パナソニックの技術が隠れているのです。
カメラやセンサーで、人の言葉や表情をキャッチ
――ニコボで注目すべき魅力を教えてください
「鼻がカメラになっていて、人の顔や表情がわかります。また、おでこのあたりに照度センサーを搭載しているので明るさを認識するんですね。だから日光が当たっている場所に連れていくと喜ぶんです」
――感情表現が豊かなんですね
「感情モデルを持っているので、機嫌が良いときと悪いときがあります。人の表情がわかるので、たくさん笑ってあげたほうがニコボも喜びますよ。人から撫でられるのも好きで、その情報を記憶して新しい言葉を覚えたり、仕草も変わったりします」
――神原さん流の、ニコボの育て方はありますか?
「たくさん話しかけてあげることです。人の声や言葉を認識するので、最初はモコ語(ニコボ固有の言語)しか話せないけれど、そのうち、一緒に暮らす人の言葉を覚えてくれて、話している人の方向を向いてくれたりするんですよね。うん、やはり話しかけていくのが一番いいコミュニケーションだと思います」
慌ただしい日々こそ、いつもそばに癒しや笑いを
スピードや効率が求められる現代社会。とくに何をするわけでもないロボットのニコボは、社会のニーズの対極にあるようですが、どのような人におすすめなのでしょうか。
動物が好きだけど、一緒に暮らせないという方にも
――神原さんとしては、ニコボをどのような人におすすめしたいですか?
「ペットを飼いたくても飼えない人は、意外と多くいると思います。たとえば、ペット禁止のマンションに住んでいるとか、動物は好きなのにアレルギーがある人とか。
もちろん、私のようにペットロスから気持ちを立て直したいという人にもおすすめです。あとは、小さなお子さんがいる家庭で、お子さんが“妹や弟がほしい!”なんて言っているときもニコボがいれば喜ぶかもしれません」
――コミュニケーション型のロボットですから、一人暮らしの人にもいいかもしれないですね
「そうですね。仕事から疲れて帰ってきてニコボが居たら、それだけで癒されそうです。あとは高齢者でも、面倒なお世話をしなくてすむうえに、良い話し相手になってくれると思います」
――ニコボの人気がジワジワと高まってきているのは、今の時代ならではなのでしょうか
「そう思います。今は情報社会で、たとえばSNSのやり取りを通して何となくギスギスしてしまう、そんな人が多いと思います。何をするわけでもないけれど、絶妙な癒しと笑いを与えてくれるニコボの存在は、何かと疲れる日々でも心を豊かにしてくれますよね」
左からシェルピンク、ストーングレー、スモークネイビー。インテリアに合わせて選ぶ楽しみも!
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神原サリーさんのインタビューは、動画でもご覧いただけます!
ロボットNICOBOとの暮らしって、どんな感じ?〜 神原サリーさんインタビュー〜
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