かわいくておしゃれな犬の服。型紙を使って手作りしてあげよう
犬の服には、防寒や抜け毛対策といった実用的な用途もありますが、愛犬におしゃれをさせてあげたいと思う飼い主も多いのではないでしょうか。トコトンおしゃれにこだわるなら、既製品ではなく手作りの犬服を着せてあげるのも楽しいですよ。ここでは、型紙を使って犬の服を手作りする方法について紹介します。
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型紙って?
人間の衣服の場合も犬の衣服の場合も、手作りするなら「型紙」と呼ばれるアイテムが必要です。型紙とは、布地を衣服の形に切り取るためのガイドとなる紙のこと。お好きな布を型紙の通りに切り取って、縫うべき箇所を縫い合わせると衣服が出来上がるようになっています。
犬の体格は、犬種によって様々です。小型犬・中型犬・大型犬の3パターン以外にも、ガッシリした体格のフレンチ・ブルドッグ、胴長体型のダックスフンドなどは専用の型紙が必要になることもあります。一度型紙を使って衣服を作ってみて、合わない部分を少し補正し、愛犬にピッタリ合う型紙を自分で作っておけば、それをうまく活用して色々な服を作ることができます。
どこで型紙を手に入れる?
型紙は、犬の衣服の作り方について書かれた本に付録として入っていることがあります。また、最近ではインターネット上でも無料の型紙データを公開しているサイトが増えています。こういったサイトでは、型紙のデータをダウンロードし、お家のプリンタで印刷するだけで型紙として使用できます(ただし、衣服のサイズによっては拡大コピーが必要な場合もあります)。パーカー、ベスト、ジャケット、マントやポンチョなど色々なアイテムがあり、サイズも豊富に展開されているので、一度チェックしてみるとよいでしょう。
実際に服を作る!
犬の衣服の作り方を簡単に説明します。まずは、愛犬の体格に合った型紙を布地の上に置き、手芸用のペンシルで型紙にそって線を描きます。この時、「袖周りをゆったりめに」「お腹の丈をもっと長く」「首周りを太く」などの細かい希望がある場合は、線を補正して調節してください。線が描けたら、その線より少し外側を縫い代として確保しながら、裁断用ハサミで布地をパーツごとに切り取ります。パーツをすべて切り抜いたら、作り方の説明書きにしたがってパーツ同士を縫い合わせていってください。縫い合わせは、手縫いでも可能ですが、ミシンを使用したほうが作業時間の短縮になり、なおかつ丈夫に仕上がります。
犬の服の手作りは一見難しそうに思えますが、慣れてしまえば簡単にできるようになります。同じ布で飼い主さんの衣服も作って、ペアルックコーデでお散歩を楽しむのもオススメです。初心者の場合は、簡単なポンチョなどからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
犬の服の用途やメリット、選び方や注意点など | PECO(ペコ)愛犬に服を着せるとさらにかわいくなるけれど、それって飼い主の趣味でしょ!とも思われがち。はたして犬に服は必要なのでしょうか?